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震災がれきを燃やさないで【ぶらり新潟市新田清掃センターへの旅】

新潟市は、江南区の亀田清掃センターと、西区の新田清掃センターで、東日本大震災のがれきをわざわざ遠く岩手より運搬して来て持ち込み、焼却しようとしている。

ご承知の通り、この震災で発生したがれきには、東電福島第一原発由来の放射性物質が含まれている。震災がれきの受け入れを表明した5市(新潟市、三条市、長岡市、柏崎市、新発田市。柏崎と三条はすでに試験焼却を実施)は、岩手県大槌町のがれきについて、特段の汚染が無いようなことを言っているが、大槌町では山菜や牧草から基準値超えの放射性物質が検出され、入山禁止になった場所もある。

焼却により生じた灰も100Bq/kg以下です!!などと受け入れ5市は豪語していたが、問合せをしたりニュース記事をよく読んでいる方々はご承知のように、この「100Bq/kg以下」は、新潟の一般ごみに震災がれきを混ぜた結果についてしか言っていない。つまり、震災がれきだけを燃やせば、100Bq/kg超えはほぼ間違いないものと思われる。(自治体発表の6Bq/kgを信用しても、燃やせば約33倍以上に濃縮されるため198Bq/kg以上になるものと推測できる。)

つまり最初から5市の打ち出した基準はまやかしだらけなのである。

柏崎市は試験焼却の結果、焼却灰の放射性物質濃度は33Bq/kgだと言っているが、これは震災がれき10トンに対し、柏崎市の一般ごみ140トンを混ぜて焼いた結果である。一体何の意味があるのだろうか。

新潟のごみをどんなに大量に混ぜて震災がれきの「比率」を低くしても、岩手から新潟5市に持ち込まれる放射性物質の総量は変わらない。反対する住民たちはこの「総量」を問題にしているのであって、5市が「薄めて偽装」した濃度など何の意味もなさないことを知っている。

新田清掃センターに近づくと、焼却炉の煙突が見えた。

その手前に「西川浄化センター」の大きな文字が見えた。

「西川流域下水道 西川浄化センターの概要」のページ
http://www12.ocn.ne.jp/~shingeko/nisikawa.html
に紹介がある。新潟市民にとって実にありがたい大切な施設。使った水をきれいにして「川に戻して」くれる。この下水道汚泥は9月26日の新潟県発表でセシウム134、137ともに検出なし(検出限界10Bq/kg)だ。震災がれきを燃やして新潟市の環境が広範囲に汚染されて行けば、西川浄化センターに限らず、下水道汚泥からも検出が増えていくのではないかと危惧する。



遠景 穀倉地帯らしく、周囲はほぼすべて田んぼ

美しい場所に立地していることがおわかりいただけるでしょうか。

もう一枚


新田清掃センターの隣には、ごみ焼却による余熱を利用したレジャー施設「アクアパークにいがた」が併設されています。プール&入浴で大人なら500円。震災がれき焼却を中止してもらえれば、ぜひ利用してみたい。
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金子哲雄さんの死に想う

この人の最期について、大きな衝撃と感銘を受けた人はたくさんいるだろう。私もその一人だ。

先月入稿された週刊誌記事として紹介されていたものをテレビで観た。金子さんがいつもの笑顔で、新しいパソコンの購入を明かし「自分への先行投資」と。。

お墓も戒名も用意し、葬儀の準備も進め、自らの死期を感じ取る中で、最後まで「生きる」ことにベストを尽くした金子さんの心意気に、私は死についてのひとつの答えを貰った気がする。

心やさしい金子さんのこと、後から死への入り口にたどり着く人たちのために、心配しなくていいよと、限られた時間の中でも時間を有効に使い、残りの一秒まで前を見て生き抜きましょうと。それが人生の醍醐味ですよと。強烈なメッセージを送ってくれたのではないだろうか。

少なくとも私はそう受け止めている。

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