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傍聴人監視、公開資料黒塗りの巻。(原子力規制委員会発足当初)


原子力規制委員会委員長の定例会見は昨年(2012年)の9月19日から開始したので、まだ発足間もない頃の会見録ではありますが、非常に興味深い内容があったのでご紹介しておきます。組織の隠された体質の一端を物語るのかもしれません。

【出典】
原子力規制委員会記者会見録:平成24年10月10日

※以下引用↓↓

○記者 アワープラネットTVの平野と申します。

原子力規制委員会が発足して、今日は4回目の委員会の会議となったのですが、毎回、会議の開催の際に会議室の中に公安警察が入っていて、市民の傍聴している様子など、あるいはどこのメディアが入っているかを監視しているのですけれども、今朝、傍聴者の一部が気づいてそれを指摘しに行って、結局、公安警察の人は退席したのですが、これは委員長の指示によるものなのかをお伺いしたいと思います。

〇田中委員長 先程委員会でその声を聞くまでは私も全然知りませんでした。

〇記者 それでは、警察の方は、話の中で要請されて来ているということをはっきりとビデオの前で言っているのです。また、ネームタグが一般の方とは違う、赤色の線が入ったネームタグを着用していまして、ぱっと見は、要するに警備とかそういったことはわからないのですけれども、一般的にこうした会議に知る権利ということを行使して傍聴している人を監視することは許されないと思うのですが、委員長はどのようにお考えでしょうか。

〇規制庁 ちょっと事務方からご説明申し上げます。

もとよりこの委員会はインターネットで配信するなど、基本的に情報公開を旨とさせていただいております。そして、委員会開催に当たって平穏に会議を行っていただくことは非常に大事なことなので、事務方としてのその点について心を配っております。

委員会の開催のときに、いわゆる庁舎内の秩序維持という観点から、警察署に対して警備を依頼させていただいてのは事実でございます。そういう観点で入っていただいていたこともあるということでございますけれども、今後、実際に平穏に会議が進められるということであれば、そこは見直していくこともあろうかと思います。

〇記者 では、事務方から要請をして入っているという認識でよろしいでしょうか。

〇規制庁 そのとおりです。常に入っているということではなくて、平穏に会議を実施する観点から入っていただくこともあるという形でございます。

〇記者 保安院の時代には、部屋の中には入っていなかったと思うのですが、毎回、廊下の外で警備の方たちが待っているという形で、部屋の中には入っていなかったのですが、そのあたりの変化というのは、例えば規制庁のトップが池田さんになったからとかそういったこともあるのでしょうか。

そういうことは全く関係ないと思います。保安院の時にどうだったかは、私は知らないのですが、当初、規制委員会が始まって、まだ試行錯誤している状態で、平穏な会議の維持ということができるのであれば柔軟に対応したいと思っています。

○記者 あと一点、保安院の時代に、要するに市民の傍聴者の名簿を警察に見せた疑いが生じて、これはちょっと大きな問題になっていて、公安警察の人も知っていたのですけれども、あとは、過去、防衛庁が情報公開請求を行った人の名簿を作成していたことがわかった時に、これも大きな問題になって、官房長や文書課長などが更迭される事態もあったと思うのですが、この点について、できれば委員長からどのように思われるのかというのを直接伺いたいのですが。

○田中委員長 どのように思われるかというのは、今、事務方がお答えしたとおりですけれども、実は、この規制委員会は、私自身がいろいろな方からも1人で歩かないようにとか御注意を受けているのですが、いろいろな方がまだ落ち着いていない状況もあるので、そういうことを事務方が御心配されたのだと思うのです。基本的にこんなことが不要な世の中になるのが本来の姿だと私個人は思いますけれども、今はそういうことですので、今、事務方からお答えしたように、状況を見て、そういうことがないようにしていきたい、できればと思いますが。

○規制庁 情報の管理は、今、御指摘いただいた点は大事だと思いますので、その辺は徹底したいと思います。

※引用ここまで↑↑

こんなことがあったとは知りませんでしたね。コメントは難しいところです。本来あってはならないのは当然。と同時に、原発にかかわる問題で、傍聴人の監視が何らかの方法によって「行われないはずはない」というのも、現実です。部屋に入って監視するのをやめさせれば、警察ではなく内部にそういう担当を密かに置くなり、入室までの経路で防犯カメラなどを使って記録を取り、情報収集するなりするであろうことは容易に推測できます。もちろん、「推測」ですけどね。
■黒塗り書類による「情報公開」

※以下引用↓↓

○記者週刊金曜日編集部の伊田と申します。

情報公開の関連でお聞きします。実は、原子力安全・保安院に対して、職員でこれまで処分している実績があるかということを公開していただきました。日付は10月になってからですので、形の上では田中委員長名で公開されたのですけれども、私、各省庁でいろいろ情報公開をやってきましたが、こんな黒塗りのものは見たことがありません。

読みますと、注意口頭、黒塗りがあって、原子力安全・保安院では、黒塗り、何とかしている。あなたは、その後全部黒塗りで、かかる行為は当院の信頼を低下させることに加え、誠に遺憾である。よって、今後のこのようなことがないよう注意する。で保安院長名なのですけれども、日付もなければ、行為の名前もないわけです。これは田中委員長が強調されている情報公開、開かれた規制委員会ということに対して、かなり逆行しているような決定ではないかと思うのですが、このことについて事務局に聞くと、形の上では委員長の決定で出たということになっているそうですので、そのことについてのお考えをお聞かせいただければと思います。

○規制庁 保安院の行った処分に関する書類ということでございますね。

○記者はい。

○規制庁 細かいこと、事実関係も含めて把握していないので、改めて事務的に対応させていただきたいと思います。

○記者 ただ、委員長一言いただけますか。他の省庁では具体的に名前も行為も全部公開で出る省庁もあるのです。

○田中委員長 それは例えば個人情報の問題とか、いろいろなことをお考えで判断している場合もあるから、私はちょっとそこで。皆さんから見たら、できれば白い方がいいのでしょうけれどもね。

○記者 是非御検討ください。日付まで黒塗りとかいうのは、ちょっと考えられないことだと思います。

※引用ここまで↑↑

最後は田中委員長独特の切り返しで終わります。この回で記者側から提起された問題は、その後解決したのかもしれませんしそうでないかもしれない。現時点では、発足当初と最近の会見録を読み終わりましたが、その限りで言うと、会見で記者側から苦情が出ると、その後対応がなされているような節はあります。
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【推論】泉田知事は、規制側の魔手から住民の命を守るために条件付き承認を行った

新潟県の泉田裕彦知事と東京電力の廣瀬直己社長が、新規制基準適合審査の申請をめぐり会談したのは、7月5日と9月25日である。二度目の9月25日翌日に泉田知事は、条件付きで申請を容認した。この判断に対し、原発に関心をもっている人々の間ではある意味騒然となり、私は翌27日に下記のような推論をブログ記事にして掲載した。

↓↓

泉田知事はなぜ会談翌日に東電の規制基準適合申請を容認したのか

執筆後約1ヶ月が経過したが、ここで書いた流れは矛盾がなく、おおよそ事実に合っているだろうと想像している。その仮説に基づき事態を見守っていたところ、1024日に新たな資料が公表され、ここでみつけた材料がわずかに残る謎も解決してくれたと思うので、それを含めてリライトという形で今回新たに記事にする。

新たな材料というのが時系列的にはちょっと複雑なのだが、タイトルは

「新潟県原子力発電所の安全管理に関する技術委員会(平成25 年度第2回)」議事録である。

同委員会の平成25年度第2回会議は、2013914日に開催された。しかし、議事録が新潟県のホームページにアップされたのは、おそらく1024日である。実に40日間も掲載されないままであった。原子力規制庁および原子力規制委員会の情報公開スピードは非常に速いので、技術委員会がマスコミにしか公開されていないことを考慮すると、議事録の公開の遅さは由々しき問題である。

ともあれ、私は1024日になってようやく、914日に新潟県の技術委員会でどんなことが話し合われたかを知った。原子力規制庁から参加した職員の発言により、私は「起きたこと」を時系列に整理して、「知事の条件付き容認を読み解くうえで、最重要の事実はこれだったのだ」と思った。必要最低限の部分を下記に抜粋して紹介する。非常に重要な部分なので、原発再稼働に危惧を覚えるすべての人に、この部分は必ず読んでいただきたい。

文中、冒頭に※印をつけて文章がかいてあるカッコ内は、ブログ管理人の注あるいはコメントです。

※以下抜粋↓↓(20p21p

(鈴木委員)

残余のリスクをどう評価するかと。端的に言えばこれを受容できるかとどうかということだと思うのですが。残余のリスクという言葉には非常にリスクが小さくて受容は可能ですというようなニュアンスが含まれていて、私はあまりこの言葉が好きではないのですが。まず、周辺住民の方がどういうリスクを負うかということについて考えますと、敷地境界における被ばく線量、それがまずかなり定量的な指標になると思うのです。DBA(設計基準事故)-LOCA(冷却材喪失事故)の場合は、敷地境界の線量というのは一応決まっていましたよね。今回はシビアアクシデントが起きた時の敷地境界線量というのは何か決まっているのでしょうか。これ以下にしなさいというような。

(原子力規制庁:田口課長補佐)

今のご質問、立地指針に関するご質問だと理解しました。今回、新しい基準では、従来の立地指針でやっていた敷地境界の線量評価、これはやらないということで、もう基準としないと方向転換致しました。そこの考え方なのですけれども、私どもの理解は、従来想定した事故というのが、確かに炉心損傷が多少起きた状況ではあるとは思いますけれど、格納容器の健全性は維持されているという前提で計算をして、かつ本当にどんな事故が起こるかということが必ずしもまだ知見が足りなかったからだと思いますけれど、燃料が溶けて、ヨウ素と希ガスのみが圧力容器から出て格納容器の中に充満して、ただし格納容器の閉じ込めは維持をされて、維持はされるのですけれど、設計上要求される漏えい率で0.数パーセントが隙間から出ると。それでこういうものに対して敷地の境界で被ばく線量が250 ミリシーベルト以下になるようにとこういう計算をしていたものです。

私どもの理解として、これ(※従来の基準)はシビアアクシデントを確かに想定しておりますけれど、相当軽いものを想定した上で、これに対して敷地の距離を広く取って外への影響を回避しようという考え方であったのだろうと思っております。今回はそうではなくて、このシビアアクシデント、まず想定が相当軽かったということについて、しっかりと本当に燃料が溶けた状態まで想定して、そういうことを、距離を取るというよりもしっかりと設備側の対応で押さえに行くという方向に切り替えたと理解しておりまして、それによってこちらの線量は規制の要求とはしないという判断をしております。

(鈴木委員)

少し良くわからないのですけれど。つまり敷地境界線量は定める必要が無いほど放射性物質の拡散を抑えればよろしいとそういう意味でしょうか。

(原子力規制庁:田口課長補佐)

今回の基準では、結局、炉心損傷させなければ当然良いのですけれど、それでもしてしまった場合どうなるか。あるいは閉じ込め機能が維持できそうに無い時に、ベントせざるを得ない場合とか、元々の対策が突破されて更に次の対策、次の対策という多重に状況悪化した場合を想定しながら評価を行いますので、逆にそういう状況になってくると、福島のように燃料が相当溶けてしまったような事故が起きた時に、敷地の線量を必ず何ミリシーベルト以下に抑えなさいというのは、こういう動きは現実的では無いだろうと考えております。

従ってシビアアクシデントを積極的に押さえにいくような対策を求めておりますけれど、そういう大変な事故が起きた時に、ここの敷地を必ずそれでも何ミリ以下にしなさいというのは無理だろうということで、そこは方針を変更したものです。

(鈴木委員)

そうしますと周辺住民の方は残余のリスクというものが、自分にとってどういうものであるかということを把握できないのではないのでしょうか。そう思いませんか。

(原子力規制庁:内藤事務所長)

少し誤解をしないように言いたいのですけれど、格納容器が破損をした場合のところについての被ばく量の評価ということについては、これは現実的ではないというのは事実です(※おかしい。福島第一原子力発電所で起きている)。この部分については規制としていくら以下にならないと駄目ということについては要求をかけていません。一方で格納容器が破損する前のシビアアクシデント、当然炉心溶融した場合について、炉心溶融を止めるような設備をきちんとしなさいと要求かけていますけれど、そこの部分についての有効性の評価も求めております。そこの部分で格納容器が破損しないようなシビアアクシデントの対策をやる時に、仮にBWRの場合ですと格納容器圧力逃し装置とか使わないといけない場合が出てくるのですけれど、そういったものを使ったとしても、敷地境界での実効線量は事故発生当り5ミリシーベルトという形で要求かけておりますので、シビアアクシデントではありますけれど、前の重大事故と言っていたデザインベースの事故の5ミリシーベルトと判断基準は一緒になっております。

※抜粋ここまで↑↑

お読みになって分かったと思います。原子力規制委員会・原子力規制庁は、格納容器が破損するような事態、つまり福島第一原子力発電所事故と同等以上の過酷事故が起きた場合には、敷地境界での被ばく限度を設定することは非現実的である…つまり、フクイチ事故の再来が柏崎刈羽で起きた場合には、住民の被ばく限度は考慮しない。つまり住民は、現実には260mSvどころか、それを超えて一体いくら被ばくさせられるかもわからない、させられても文句が言えないような状況になるということです。

私は新潟県技術委員会の議事録で規制庁の説明を読み、これは福島第一原子力発電所事故対応で批判の出ている「棄民」というレベルの問題ではなく、格納容器が壊れるような事故が起きたら住民の被ばく限度は考慮しないと予め決意して再稼働に臨む、一種の未必の故意ではないか?と受け止めた。

率直な感想をいえば、「これでは、柏崎刈羽原子力発電所が爆発したら、住民は被ばくで死んでも仕方ない」という前提で審査される新規制基準であるとしか解釈ができないのだが、違うだろうか?

上記のやりとりがなされた会議の開催日が、今年の914日。技術委員会の委員があのような質問をされているので、泉田知事がこの事実を知ったのも、同日の技術委員会の内容によってではないかと推察する。

時系列で原子力規制庁・原子力規制委員会が格納容器破損時には住民の被ばく限度を考慮しないという方針を採用した、この事実を冒頭に置くと、泉田知事が926日にフィルターベントに条件を付けて新基準適合審査申請の容認をした流れが実によく理解できる。

以降、前回9月27日の記事を使って再度流れを見ていく。
なお、前回記事について、最初の原稿では「安全申請」と書いていたが、「安全基準」「安全審査」「安全申請」などの事実と反する用語がメディアによって普及したことで、住民が「安全の審査を受けさせてほしい」と懇願する面が出てきてしまったことを泉田知事が指摘している。特定の利権に影響を受ける人たちのこうしたミスリーディングに手を貸すわけにはいかないので、別ソースからの引用を除き、泉田知事・新潟県の表現に合せ「規制基準適合審査」と修正している。


ここからは、上記の事実を踏まえて補筆した推測です。

このように考えたら、泉田知事がこれまで言ってこられたこと、人物像と完璧に辻褄が合う…という筋書きになりました。

以前より新基準についての危惧は持ち続け、指摘し続けていた泉田知事がだが、914日の技術委員会における原子力規制庁の説明を聞き、格納容器が破損するような事故での被ばく限度が外されたのを知った知事は、「これでは原発のために住民が死に至らしめられかねない」と考えたのではないだろうか。敷地境界における被ばく限度が設定されなくなった。つまり重大な被ばくを止めるためのストッパーが、原子力規制委員会の理念としても予め捨てられたのだから、当然である。

そのような焦燥感と危惧をもっているところに、このような情報が報じられた。

↓↓

921日午前2時に日経新聞がネット配信で報じたニュース。

東電、月内にも柏崎刈羽原発の再稼働申請 経営建急ぐ

2013/9/21 2:00
 日経新聞

今考えても、これは誤報ではなく、事実だったのではないだろうか。

新潟県が認めようが認めまいが、東電は規制基準適合申請の実施を決めていた。

このまま行くと、住民の命を無視していると言っても過言ではない新規制基準で、新潟県を除け者にしたまま、東電は審査を申請し、国が再稼働を認める…という流れに、ほとんどストッパーが存在しないことになる。

そこで泉田知事は、まずこの事態に対して手を打つことが何より重要と考え、廣瀬社長の再会談を決意したのではないだろうか。このため発表から24時間も経たないうちに会談が実現、会談後夕方のぶら下がりでも東電への不信感を隠さなかった泉田知事が翌日すぐに規制基準適合審査の申請を容認したのではないか。

「東電が月内に再稼働申請する」と最初に報じた上記の記事には次のような記述がある。

以下引用↓↓

原発の再稼働では、すでに関西電力や九州電力など4電力が合計6原発12基の安全審査を7月に申請した。審査は半年程度かかるとされる。東電はこれ以上申請が遅れると審査が後回しになり、再稼働が大幅に遅れる可能性があった。

引用ここまで↑↑

審査が後回しになることを死に物狂いで回避しようとしていたのではないだろうか。

同記事にはさらに興味深い記述がある。

以下引用↓↓


柏崎刈羽原発がどの時期に再稼働するかによって、東電の経営は大きな影響を受ける。昨年5月に政府認定された総合特別事業計画では2013年度に経常損益を黒字転換させることを明記。これが国や金融機関から支援を受けるための公約となっていた。

引用ここまで↑↑

東電の計画では、柏崎刈羽原発を今年2013年4月から再稼働させようとしていた。3期連続の経常赤字となって、金融機関からの融資が打ち切られる恐れがあるため、何としても
東電、国、経産省と一致協力し、値上げでも設備投資の先送りでもなく柏崎刈羽原発の再稼働一本で押し切ろうとしている、という一部週刊誌の報道も精度の高いものだったのではないかと推測することができる。

9
月中に規制基準適合申請をするという東電の暴走は、泉田知事の予想より早かったのかもしれない。日経の報道なり別ルートなり、何らかの情報から新潟県の意向を無視して規制基準適合申請をしてしまうことを知り、このままでは極めて深刻な原発事故の場合に住民の被ばくを考慮しない基準のまま、なおかつ新潟県が一切蚊帳の外に置かれたまま、事態が深刻なスピードで進行することを強く懸念したのではないだろうか。

日付けが変わってすぐ、日経が「月内にも柏崎刈羽原発の再稼働申請」と報じた21日。新潟県からこのような文書が出ている。

◆9
21日 新潟県の報道発表資料


東京電力の発表についての知事コメント

以下転載↓↓

本日、東京電力が適合審査の申請について「新潟県のご了解をいただく前に、原子力規制委員会へ申請する考えはありません。」と発表しました。

これは、立地地域と十分なコミュニケーションをとるという、明確な立場の表明があったものと評価しています。

今後の対応については、決まり次第発表します。

転載ここまで↑↑

そして、924日報道発表。


「知事が、東京電力株式会社 廣瀬社長と面談します。」

以下引用↓↓

下記のとおり、知事が東京電力株式会社廣瀬社長と面談します。

 記

1 日時

 平成25年9月25日(水)1430分~

引用ここまで↑↑

条件付き承認にう知事コメント

私の推理が正しいとすれば、「まだ早い!」の一本やりで東電の暴走を放置した場合、原子力規制委員会の無責任体制を変更させる術もなく新潟県は完全に蚊帳の外に置かれる形となり、安全協定は形骸化し、新潟県は住民の安全と命を守ることができなくなる。

本来なら現時点での規制基準適合申請もうなずきがたいところだが、原子力災害から県民を守るための新潟県の役割をゼロに近い形にされてしまうよりは、交渉力をもってして、国・経産省をバックにつけた東電の「新潟県抜きで再稼働まで突っ走ってしまう」戦術を一旦打ち砕き、たとえ影での交渉の成果であろうとも、 住民の命を守るために最善の策、離れ業をやってのけられたのではないか。

このように考えると、東電の規制基準適合申請につけた条件の重大な意義。それにまつわる泉田知事の行動の流れが、ごく自然なものとして理解できる。

以下転載↓↓

 昨日の東京電力廣瀬社長との会談において、フィルタベントが稼働する状況下では、避難中の住民が健康に影響のある被ばくをする危険があることが確認されました。

 また、「新規制基準をクリアしただけでは住民の安全を確保できず、自治体との協議が必要」という点も共通の認識となりました。

 加えて、残念なことですが、東京電力は、フィルタベント以外の設備についても、田中原子力規制委員会委員長が「最低限の基準」と指摘する新規制基準をクリアできるか自信が持てていない状況にあります。

 柏崎刈羽原子力発電所は、停止していても生きている施設であり、安全確保が必要です。事業者が現状に対しても安全確保に自信を持てず第三者の目を入れたいという状況を放置することは、地元にとっても望ましくありません。

 フィルタベントの性能が十分なのか、避難計画と整合性が取れるのか等については、県技術委員会の場でも検討する必要があると考えていますが、それ以外の設備等については、規制基準適合審査によって、第三者(原子力規制委員会)の確認を求めることは容認したいと思います。

 以上により、条件付きの承認を行うこととしました。

転載ここまで↑↑

泉田知事の知恵と交渉力により、東電の申請書には新潟県が出した条件が書き加えられた。

「フィルタベントの使用に関する条件について」(2013年09月30日付・新潟県報道発表資料)

※以下引用↓↓
【県の付した条件(抜粋)】
 原子力規制委員会への規制基準適合申請にあたっては、以下の事項を申請書に明記すること

2 今回申請のフィルタベント設備は地元避難計画との整合性を持たせ安全協定に基づく了解が得られない限り使用できない設備であること

【東京電力の申請書への記載(抜粋)】

(略)格納容器圧力逃がし装置及び代替格納容器圧力逃がし装置は,立地自治体の了解の後に運用開始するものであり,既に設置している耐圧強化ベント系と併せて,立地自治体と協議のうえで定める事業者防災業務計画に基づき,避難状況の確認等を行うことを手順等に明記する。

【参考:東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所周辺地域の安全確保に関する協定書(抜粋)】

(計画等に対する事前了解)

第3条

丙は、原子力発電施設及びこれと関連する施設等の新増設をしようとするとき又は変更をしようとするときは、事前に甲及び乙の了解を得るものとする。

※引用ここまで↑↑

ちなみに東京電力からは9月27日に下記の通りリリースされている。

【出典】柏崎刈羽原子力発電所6,7号機における新規制基準への適合申請について

※以下引用↓↓

1 新潟県との安全協定に基づく協議後に修正申請を行うこと
2 今回申請のフィルタベント設備は地元避難計画との整合性を持たせ安全協定に基づく了解が得られない限り使用できない設備であること

*2 申請書に明記した内容
1 について
今回申請する原子炉設置変更許可申請書においては,更なる信頼性向上の観点から自主的に設置する代替格納容器圧力逃がし装置に係る基本的な設計方針を記載しております。
同装置に係る工事計画については,設計の詳細が確定し,立地自治体との安全協定に基づく事前了解を頂いた上で,別途追加で申請することを工事計画認可申請書に明記しております。

2 について

 今回申請する原子炉設置変更許可申請書において,新規制基準に基づき新たに設置する格納容器圧力逃がし装置及び代替格納容器圧力逃がし装置は,安全協定に基づく立地自治体の了解の後に使用開始する設備としております。
また,これらの設備並びに既に設置している耐圧強化ベント系の使用にあたっては,立地自治体と協議のうえで定める事業者防災業務計画に基づき,避難状況の確認等を行うことを手順等に明記することとしております。

※引用ここまで↑↑

規制委はこれに対し、(新潟県が求めた条件であるにせよなんにせよ)東電が申請書に記載していることは有効であると答えた旨、報道されている。具体的には2013年10月2日会見での田中委員長発言が該当しよう。「うちの審査は申請書に書いてあることで見るということで、新潟県知事がどう言っているかということについては見ないということであります」。いかにも田中俊一という人らしい、木で鼻をくくったような表現だが、裏を返せば負け惜しみ。泉田知事が東電に対し「申請書の中に書かせる」というやり方で新潟県の判断に実質的な力を与えたことの大きさを物語る。

泉田知事は、フィルターベントに条件を付けることで、安全を確保しないままの再稼働に歯止めをかけるだけではなく、原子力規制委員会が、最悪の事態が起きれば被ばくを一定以下に押させることは無理なこととして新規制基準で敷地境界における被ばく制限を外した、この非人道的な思想を浮き彫りにすることができる。つまり、「人間の命と原発のどちらが大事なのか」という根源的な問題を提起したものと見ていいのではないだろうか。

いきさつを知らぬ国民から誹謗中傷を浴びることは覚悟の上で、住民の命を守るために泉田知事は勇気を持って行動し、規制委の「住民の安全を超軽視」姿勢を変化させた(申請書への条件記載により事実上変化せざるを得なくなった)と私は見る。

自分を評価し、信頼してきてくれた人々の多くが直後には動揺し、あるいは自分を疑い、さらには罵詈雑言を浴びせる人まで続出したことの苦しさは、いかばかりだったろう。

同時に、そうなることが容易に予測される中で、人々のために信念を曲げずに行動した泉田裕彦という人に、改めて大いなる魅力と、深い感謝の気持ちを感じている。

原子力規制委員会・田中委員長の個性を感じる会見やり取り

新規制基準施行直前の田中俊一原子力規制委員会委員長の発言を確認したく、6月26日会見の速記録を見ていて非常に興味深いやりとりをみつけたので、抜粋して掲載させていただく。

原典↓↓

原子力規制委員会記者会見録
日時:平成25 年6 月26 日(水)14:00~
http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/20130626sokkiroku.pdf


○記者 西日本新聞のクボタです。よろしくお願いいたします。
昨日、自民党の電力安定供給推進議連が、中間提言というものを取りまとめました。規制委員会に対しては、安全審査について、効率的に迅速に進めるようにという文言が含まれたものを取りまとめたんですけれども、中間提言について、委員長の受け止めをお聞かせください。

○田中委員長 新聞以外は見ていないです。効率的にやるということですか。

○記者 効率的に迅速に進め、安全が確認された原発は、国の責任で早期再稼働をという文言です。

○田中委員長 それは今まで私が何度も繰り返していることだと思います。効率的、迅速に進めるけれども、安全を確認するのが重要なことであるから、そのことを手抜きしてまで、迅速にということにはならないですが、安全の確認については、できるだけ効率よく迅速に進めたい。速やかにと言ってもいいかもしれません。そういう努力をしますということは、何度も申し上げているので、その点に関しては、特に問題がないと思うんですけれども、どうでしょうか。

○記者 分かりました。同じ提言の中には、規制基準に関する項目もありまして、規制基準は科学的・技術的見地で策定され、明瞭性・予見性・信頼性及び効率性が確保されることという文言がある(※管理人コメント…左記の文言自体が不明瞭なんだが。。)んです。これについては、議連の説明では、現状の規制基準に対しての意見というわけではなくて、今後、規制基準がブラッシュアップしていくなりした時に、こういうものであるべきだということを申し上げたということなんですが、基準については、安全規制を担う規制委の所管というか、専管事項ではないかとも思うんですけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。

○田中委員長 今、福井さんからもありましたけれども、原文を見ていないんです。見たからといって、別にどうというわけではないんです。政治的にいろいろ言いたい人は、今までも国会で山ほど言われていますから、そのことについては、感受性に乏しい人間なんですけれども、今、おっしゃったように、科学的だとか、中立的とか、そういう言葉は、私としては、全然恥じることはないと思って進めてきているので、
何で改めてそんなことを言うのかと思いますけれども、
いいです。本文を見ていませんからね。

※抜粋ここまで↑↑

テーマを抜きに発言をみると、本当に個性的でおもしろい人物だと思います。いくら限定的にとはいえ、平気で自分のことを「感受性に乏しい」と表現する。こういう話法をする人が泉田知事のことを「個性的」と表現したからといって、それが特別な意味を持つとは思えませんね。目くじら立てることではない。この人はこういう人なのだということをよく承知して、記者は質問方法にも記事の執筆にも役立てればいい。あたかも田中委員長として特異なやり方で泉田知事のことを揶揄したように書くのは違うでしょう。


原子力規制庁2013年10月18日定例会見から

規制庁と記者のやりとりをそのまま載せると、規制庁側の言い分に洗脳されてしまう人もいるだろう…と懸念して、文字起こししてからもブログにアップしませんでしたが、今検索してようやく気づきました。規制庁はブリーフィングの内容もちゃんと文字起こし(速記録)をスピーディに公開しているのですね。なので、この18日分もすぐに規制庁サイトにアップされると思います。

私のツイートで「無駄な文字起こししてぇ」と気づいていた人もいるでしょう。教えてくれたらよかったのに。。orz

とも思いますが、最初からこれは自分の勉強のためで、定例会見は一度しか文字起こしする気はありませんでした。同庁の速記録がどういうものか(表に出したくない記者の発言などを割愛したり言い回しを変えていないか)をチェックするにはいいや。と無理やり納得したところです(^_^;)

原子力規制委員会記者会見
http://www.nsr.go.jp/kaiken/

規制庁自身がYoutubeで定例会見の動画を公開しているのも時点では知らなかったので、音は、IWJによる録画から聴かせていただきました。IWJさんに感謝申し上げます。

131018 規制庁定例ブリーフィング 14:00
http://www.ustream.tv/recorded/39942877

会見に出てくる「森本次長」とは、原子力規制庁次長の森本英香(もりもと・ひでか)さん。
「金城さん」とは、
東京電力福島第一原子力発電所事故対策室長の金城慎司(きんじょう・しんじ)さんです。

素人なりに、聞いていて気になったところを、太字、赤字などで修飾しています。

【文字起こし】

司会:定刻になりましたので、ただ今から原子力規制庁の定例会見を始めたいと思います。それではまず、森本次長の方からよろしくお願いします。

森本次長:それではよろしくお願いいたします。今日はこちらから2点の報告がございます。

1点目は原子力規制委員会についてですが、来週の水曜日、10月の23日、10時半から第28回の原子力規制委員会を開催いたします。議題は追って連絡さしていただきます。

2番目に検討チームの会合、それから会見などについて報告さしていただきます。

本日、10月18日の金曜日は、現在北海道電力の泊発電所において更田委員、それから職員20名、現地職員も含めて約20名が現地調査を実施しております。非常用発電機とか緊急時対策所などをいま調査をしているというものでございます。

それから来週の月曜日10月の21日ですけれども、14時から海洋モニタリングの、に関する検討会の第二回を開催いたします。この会合で東京電力からも報告を受けるということになっております。

それから10月の22日火曜日ですけれども、10時から原子力発電所の新規制基準適合性にかかる審査会合の第35回を開催いたします。この会合には北海道電力、関西電力、九州電力から説明を受けるということになっております。

10月の23日水曜日、13時半原子力発電所の新規制基準適合性にかかる審査会合の第36回を開催いたします。この会合では事業者、どこを呼ぶかは前日までに報告をいたしますけれども、から説明を受けることになっております。

(23日)14時に田中委員長の定例の記者会見がございます。

それから10月の24日、木曜日ですけども、10時から発電用原子炉施設の新安全基準の、新規制基準、えーすみません、新安全規制の制度整備に関する検討チームの第12回と、それから核燃料施設等の新規制基準に関する検討チーム、第19回の合同の会合を開催いたします。この会合では、あのー、えー、核燃料施設等に関する、そのー行政手続法上のパブリックコメント。規則のパブリックコメントが終了しましたので、それを踏まえた修正を含めて、規制委員会でこの規則、規則等についてご審議を頂くというものであります。

※管理人コメント→新安全基準、新規制基準、新安全規制…という読み替え、呼び換えが、なんだか引っ掛かります。

それから13時半から原子力発電所の新規制基準適合性にかかる審査会合の第37回を開催いたします。この会合には関西電力、四国電力、九州電力を呼んで説明を受けるということになっております。

以上ですが、来週の要人の面会については、特に予定がございません。

以上です。

司会:それではただ今から皆さまからの質問をお受けしたいと思います。えーと所属とお名前をおっしゃっていただいて、後で質問の方をよろしくお願いいたします。それでは質問のある方、手を挙げてください。

よろしいですか?

アマノさん、どうぞ。

産経新聞のアマノです。あの、まず一点、その、海洋モニタリングの件ですが、IAEAからいわゆる指示されてる国際的な枠組みのようなものは、ここで議論されるようなものなんでしょうか。

森本次長:えーとですね、一言で言うとまだ決まっておりません。まずIAEAとの間で行う海洋モニタリングに関しては、先般もご報告しました通り、まだ事務、こちらの規制庁の事務当局とIAEAの事務当局で具体的なやり方も含めて検討しとる段階ということですので、まずそれを進めていきたいというふうに思っています。いまこのワーキンググループでどうこうするということは今のところ考えておりません。

産経新聞アマノ記者:いずれはこういった形で検討会のようなもの、いわゆるここのモニタリング検討会で検討されるようなものなんですか。

森本次長:そこはまだ未定です。

産経新聞アマノ記者:わかりました。そのー、東京電力が火曜日に出してきたその耐用(?)強化の報告書の件なんですけども、この分析ってのは現状どこまで進んでいるんですか。

森本次長:あの、まだ規制庁のですね、レベルで分析をしている段階です。あのー先週委員会でもありましたように、来週の委員会でその結果も含めて報告をして、評価していただくと。そんな段取りでございます。

産経新聞アマノ記者:池田長官はえー、こちらの趣旨を取り違えているというような発言がありましたけども、そうすると報告書のやり直しを命じるという検討というのはあるんでしょうか。

森本次長:まあ、あの、印象として長官がそういうことをお話になったのは事実ですけども、あのーまあ、詳細に分析をして、えーそれから検討したいというふうに考えてます。

産経新聞アマノ記者:その報告書の決着のつけ方なんですけども、あのー委員長ご自身は柏崎刈羽の安全審査との関係も示唆されてますけども、この報告書の評価が定まらないと、えーいわゆる審査会合というのは開けないというスタンスなんでしょうか

森本次長:うーん、ま、そこも含めて、規制委員会でご議論していただく等考えてますけども、ま、基本的な問題意識として、事業体としては一つなので、やはりその、あれはあれこれはこれと、いうことにはならないというのは基本的な認識として各委員お持ちだと思います。

産経新聞アマノ記者:あとすみません、最後に、そのー柏崎刈羽の審査との関係なんですが、あのー、審査体制何人か増やすというふうに仰ってましたけど、結局これ何人になったんですか。

森本次長:人数ですか。うん、えっと4人追加したので、合計何人か、ちょっと正確なところ後でご報告をいたします。

産経新聞アマノ記者:あの、ABCとありますが、これはCチームだけ多いというイメージなんですか。それともバランス的に整っているんですか。ABCと。

森本次長:今のところCチームについて、4名を追加したと。いう形になってると。いうことでございます。

産経新聞アマノ記者:わかりました。ありがとうございます。

司会:次の方いらっしゃいますでしょうか。

ヤマシタさんどうぞ。

電気新聞のヤマシタです。えっと、あの18人の中途採用の予定されてたと思うんですけど、その方々はもう採用されたんでしょうか。

はい。規制庁の人事審査官の佐藤でございます。あの今お尋ねの中途採用の公募でございますけども、あのー、-、公募自身は8月から9月にかけて行いまして、その後選考を行い、先週のですね、10月11日にですね、採用を決定する旨の通知を行いました。結果を申し上げますと、今回11名の方に対してですね、採用ということでございます。えーまあ、あのー当初、20人程度ということで公募したところで、募集をしたところでございます。その結果、まああの人数的なまだ足りない部分ございますので、また来週以降ですね、改めて中途の採用に向けた公募を行いたい、というふうに計画しております。以上です。

電気新聞ヤマシタ記者:その来週以降、採用の公募をまたされたいということ
ですが、大体これもまた、人数的にはどれくらいを考えていらっしゃいますか。

佐藤人事審査官:まぁあのー、今回定員に満たなかった分ということもございますし、また今後ですね、えー今年度いっぱいで退職される方ということもいらっしゃいますので、ま、現時点においてですね、ちょっと今少し人数というのは特に何人ということを決めずにですね、採用したいというふうに思っております。

電気新聞ヤマシタ記者:わかりました。11人採用されたということですけれども、ま、プライベートなことはあれだと思うんですけども、えっとたとえばその元々プラント関係に詳しい方ですとか、えっと耐震評価とか耐津波評価に詳しい方だったとか、そういうようなバックグラウンド的にはどのような感じでしょうか。

佐藤人事審議官:個別の名前は確かに差し控えさせていただきたいんですけども、あの今仰られたですね、そういう耐震設計について実際の実務に携わっておられた方、まああるいはメーカーの方はもちろんですし、あるいは事業者出身の方もいらっしゃいます。そういう意味では、多才な人材を確保できたのかな、というふうに思っております。

電気新聞ヤマシタ記者:あと11人の中途採用の方を今後どうされるかということなんですけども、えっとたとえばそのCチームでありますとか、地震・津波チーム。に重点的に配属するですとか、そういった配属の方針というのはどのようになっておられるんでしょうか。

佐藤人事審議官:あのーそこはもちろんあのーこれまでのバックグラウンド、職歴を勘案してですね、そういうのを勘案して、耐震の審査、とかですね、あるいは実際のプラントの審査というようなことにですね、ま、すぐには難しいかもしれませんけども、そうしたところに、で、才能、これまでの経歴を生かしていただきたいというふうに考えております。

電気新聞ヤマシタ記者:最後すみません、その方々が実際のこの審査会合に参加されるといいますか、加わっていく時期というのはいつごろになりそうなんでしょうか。

佐藤人事審議官:いや、あのそれはやはり、実際に勤務していただいてですね、その方がどれぐらいの、まあー期間でそういった実践の場に飛んでいけるかということは、やはり実際に働いていただき始めてからだと思います。できるだけ早めにとは思っておりますけども、まあ拙速にはならないように対応していきたいと思っております。

電気新聞ヤマシタ記者:ありがとうございます。

司会:じゃあ、ホンダさんどうぞ。

すみません、えっと今の質問の関連なんです、あ、日経新聞のホンダです。すみません。えっと11人採用ってことですけど、応募は何人の中の11人…

えー規制庁の人事審査官の佐藤でございます。あの、応募自身はですね、全部で38名今回応募はございました。

日経新聞ホンダ記者:はい。それとごめんなさい、38人応募があって11人採った上でさらに追加というのは、残る方はちょっとえっとあんまり採用に足るだけの能力がなかったという理解…

佐藤人事審議官:まぁあの、私どもから見てですね、まぁあの、そういった経歴大変素晴らしい方はいらっしゃいましたけども、私どものその規制行政の観点からですね、からは、その貢献というところをみて採用には至らなかったと。いうことでございます。

日経新聞ホンダ記者:わかりました。あと1点、確認なんですけど、次長冒頭おっしゃらなかったんですけど、来週26日土曜日に伊方の現地調査が予定されていたと思うんですけど、これは予定通りという理解でいいんですか。

司会:まだ調整中だそうですんで、お待ちください。

他にいらっしゃいますでしょうか。

どうぞ。

えー、共同通信のシノハラと申します。よろしくお願いします。ちょっとあの、帰還に向けた検討チーム先日ありました。一応その点確認も込めて何点か伺いたいのですが、あの議論の中で健康以外の生活再建についても議論したいと委員の方が仰いまして、もともとは放射線防護についての検討チームだったわけなんですけども、これ改めてですね、この検討チームの中でそういった生活再建も含めて議論をしていくことでよろしいのかどうか

森本次長:仰る通り、あの検討チームはですね、減災本部の方に求められたあの、帰還に向けての線量数値においた防護措置ということを受けて、まぁ規制委員会のミッションとしてですね、その科学的検討を行うということですので、あのー本来的な役割としては、まさにそういう方向に集約されると。いうことだと思いますけれども、一点、あの検討チームの先生方に、現場もよく知っておられる方々なので、あの、そういうことについてもですね、問題提起したい、ということが非常に強くあると思います。検討のテーマ、あるいはアウトプットとしてですね、中心になるのは飽くまで放射線防護の観点ですが、そういった問題提起についてはですね、大事にしたいと思ってますので、この検討チームでまとめる。あるいは規制委員会でまとめる基本的考え方のなかに、問題提起としてはですね、記述されていくと、いうことになると思います。

共同通信シノハラ記者:で、年内取りまとめということですね、具体的に中村委員からあと2回と仰いましたけど、その予定というのは変わりないということでしょうか。

森本次長:今のところは変わっておりません。あのまぁ2回というのは限定的ではありませんけども、年内にまぁ、減災本部で、検討されるのに資するようにということですので、そのスケジュール感は変わっておりません。

共同通信シノハラ記者:最後あの、まぁ委員の中からですね、実際避難されている方の話を聞かないと決められないと。いうこともあってですね、まぁ今後話をヒアリングとかですね、現地調査も検討されるということなんですけども、その辺の議事とかですね、もともと帰還についての話でですね、まぁ専門家の方々が話をしてますけども、その、避難者の話というのが3回目になって出たと。その辺の議事進行も含めてですね、検討チームの進め方をどのようにご見解持っていらっしゃいますでしょうか。

森本次長:そこは少し調整をしております。あの、これまでもですね、各省があのーまぁ現場のですね、いろんな話も聞いて対策を考えるわけですけども、この検討チームとしてですね、さらにそういうことを聞きたいというお話がありますので、それは検討したいというふうに考えてます。

共同通信シノハラ記者:すみません、補足で最後に1点。あの、さきほど飽くまで提言、生活再建とか放射線防護以外は飽くまで提言としてまぁ盛り込んでいくと。まぁ中心ではないということだと思うんですけども、それあの(※※※聴き取れず)提言の中で返していくんですけども、これじゃあ実際的にその、どこでどういうふうに吸収されていくのか、その辺どういうことを希望されているのか。この辺どうでしょう。

森本次長:あの、提言と申しますか、問題提起としてですね、この提言というか、基本的考え方の中に盛り込まれると考えてますが、もともとあの原子力災害対策本部の方で、あるいはその各省、復興庁も含めた各省の方で、えー、いろんな対策を検討してますので、そういったところに反映されることを、まぁ求めていくということだと思います。

司会:えーと最初アマノさんの方から質問がありました審査の人数ですけども、えーとABC合計で今54名、Cチームだと20名、ということです。になります。全体でですね。審査チーム全体で。具体的に申し上げると、18、16、20ということです。

それではカンダさんどうぞ。

時事通信のカンダです。あのー適合性審査の会合の関係なんですけれども、あの一昨日各社がですね、7月に申請した4社がまぁこれまでの資料提出状況を出したということなんですが、で、それで最も早いというか進んでいるところでも、10項目。まぁ昨日い方が1項目出しましたから11になると思うんですが、これまでのところ、その規制庁のリソースの掛け方とこの進行、この時期でこの進行具合というのは、規制庁から見て何かお感じになるものというのはありますでしょうか。

森本次長:えー、すみません。リソースの掛け方と進行状況ですか?はい。特にそれについてコメントはありません。

時事通信カンダ記者:あのー審査の中で度々ですね、規制庁側の方から事業者側にですね、もっと早く出してくれというような指示があると思うんですけども、で、その審査のスタンスなんですけども、約束した日時にいろんな資料が出てこないというのは確かに問題だと思うんですが、その、早くするかどうかというのは事業者の問題なので、あまりその、じっくり検討するというのは構わないんですけども、あまりその急かすような立場というのは、規制側として(笑)どうなのかなと思うんですけど、その辺はなんか、どういう意識を持っていらっしゃるんでしょうか。

森本次長:はい。あのーそれはあのーこの間委員長が会見で申し上げた通りでありまして、あのー規制委員会として、急いでほしいという立場にはありません。ただあのー、安全性の観点から審査(※管理人コメント→安全性の観点からって本当ですか?)をしているわけですので、その安全性の審査ジャッジに必要な資料をですね、そういう形でまぁ事務方が、あのー求めるということはですね、まぁ自然のあり方としてはあると。思います。ただ、そもそも審査に対してどういうスタンスかということでいえばですね、委員長が申し上げた通りで、えー委員会として急いでほしいという立場にはないと。いうことでございます。

司会:ほかにいらっしゃいますでしょうか。

じゃあ、松井さんどうぞ。

テレビ朝日松井です。福島第一原発の敷地内で、台風26号の影響で汚染水の漏れについてお伺いします。

今日の最新のデータではですね、排水溝の海に一番近いC2というところで全ベータで1800という数字が出ています。このことに関してのまず所見をお願いします。

森本次長:あの、排水溝でですね、あのーえー数字が出たということに対して…(※資料を確認中で沈黙)…あの、排水溝ですね、で1800という数字が出たということでございます。ま、それについてはですね、そのーあのーまぁ、原因も含めて、今調査をしているというところです。あのーやはりそのーえーまぁ、あのー実際に数字が出ているところに少しばらつきがあるので、原因がちょっとハッキリしないところがありますので、えーその原因を究明していただいているところ、ということでございます。

テレビ朝日松井記者:あの、全ベータに関しては一応放出は10という数字で一生懸命堰から出す出さないということで、大変皆さん苦労なさっているのはよく分かるんですが、10をとても苦労しているのに、一方で1800という数字を、それも排水溝で検出されていると。で、これいつもワーキンググループで何度も委員の方から出ていたと思うんですが、えっと、流量というのは結局排水溝の流量というのは東京電力には求めていないんでしょうか。これは。

森本次長:えっと、少しこの場所のご説明をしますと、えー排水溝は土のうで堰止めをしておりまして、で、土のうで堰止めをしている手前のところでですね、この1800という数字が出ております。その(※横から職員が来て説明)どうも失礼しました。あの、少し混乱をいたしまして、えーっと、(※また職員とやり取り)えーっと今詳細が今あのえー、私ちょっと今、把握してないので、ちょっとお待ちいただいてよろしいですか?

テレビ朝日松井記者:あの、質問の趣旨としましてはですね、このC2というところで、昨日の値で1800なんですが、前の比が1400なんですな。ですから、前の日の1400の段階で保安検査官の方々は、どういう手を打ったのかということなんですね。今次長が仰ったように、これが全部土のうで止めてあるのでしたら、まだいいのですが、これがまず海に流れたとしたら、どれだけの流量が流れているのか。あるいはこういうものを全部ポンプで汲み上げるような指示はしていないのかとかですね。この辺りを大変注目されますので。あのH4エリアの近くで出るところは、まだ、仕方がないとは言いませんが、とにかく海に出さないことがすべてですので、そうするとC2が一番のポイントなんですね。えっと、T2に行ってしまいますと、海で拡散した濃度になってしまいますので、C2でこれだけの数字が出ているのに対して、えっとどういう対策並びにどういう指導をなさっているか。を、では、わかったら教えてください。

森本次長:はい。

テレビ朝日松井記者:以上です。

森本次長:すみません。ちょっと後ほどさしていただければと思います。

司会:ほかにいらっしゃいますでしょうか。

ではオカダさんどうぞ。

NHKのオカダです。えーっと先ほどもちょっと質問が出てたんですけども、あのー原発の審査、についてなんですけども、改めてですね、規制庁として、まぁあのー審査が始まって3か月になるんですけども、どういうふうに総括をしていらっしゃるか、ご所見を伺えますでしょうか。

森本次長:うーん。うーん。まぁ、あの特にその審査について総括ということもないんですけれども、まぁ審査が始まって3ヶ月。まぁこの間、あのー事業者からも出てきた資料について、えー規制庁の職員、まあリソース、まぁ審査に携われる人間の最大を使ってですね、審査をしているわけですけども、あのー、まぁ、規制庁側としては、あの、まぁ、できるだけのリソースは使ってやってきたと。いうふうに思います。でーあのー、資料についてですね、まだあのー出てきてないものがありますので、まぁそれについて、全般、いつ頃出せるかということの調査をいたしましたが、まぁそういった資料は、あー、が出てきたところでですね、まぁ引き続きしっかりやっていくと。まぁとにかく安全の観点からしっかりやっていくということであって、あの、急ぐとか急がないという立場ではないというのは、繰り返し申し上げておきたいと思います。

NHKオカダ記者:あとあのー改めて先程時事さんから質問が出たところあるんですけども、あの拙速であってはいけないという部分があると思うんですが、あのー、一方で審査の時間が少しずつ減ったりしている現象も見られているんですけども、これはやはりその、審査をするための時間を取っても、審査ができる状況にないっていうことなのか、どういうふうにこれは捉えていらっしゃるのかというのがもし分かれば教えていただきたいんですが。

森本次長:あのー全体として審査の時間がですね、減っているという認識は必ずしもないんですけれども、あのー結局のところ、審査の中身によってですね、あの、開催のまぁ時間であるとか、課題の提示であるとか、えーいうのが変わってくるので、あのー別にトータルとしてというこはないと。いうふうに考えております。

NHKオカダ記者:あとまたあのーえーっと、各社が資料の提出時期をほぼみな年内に出す形で提出してきたんですけども、またこれ資料提出が一気に来た場合ですね、また資料に目を通すとかですね、問題点を見抜くといったところで、非常に時間がかかってくるんじゃないかと。で、時間がかかることは全然いいと思うんですけども、あの安全性という観点から見ればですね。一方でそれによって大幅な態勢強化につながる可能性っていうのは、今の時点ではあるんでしょうか。(※管理人コメント…巧妙な質問方法ですね。)

森本次長:えっとこの資料が出てくる出てこないでですね、態勢強化ということは特に考えておりません。ただあの継続的にですね、あのーいわゆる審査の練度を高めていくとか、態勢を充実していくというのは、ま、安全の観点からも重要だと考えてますので、まあ先程新規採用の話もご紹介しましたけども、今後年度内、あるいは年明け、あるいは今度のJNES、原子力安全基盤機構との統合の話がございますが、そのなかで態勢のですね、充実っていうのは考えていきたいと思います。

NHKオカダ記者:あとあのー当初そのー審査には少なくとも半年かかると。半年程度かかるというような表現があったかと思うんですけど、今この3カ月経ってですね、規制庁として改めてその見通しっていうのはどういうふうに捉えていらっしゃいますですでしょうか。

森本次長:あのー今回の規制の改正っていうのは、かなり抜本的なもので、そういった意味でまったく新しいものでございます。まぁそういったことから、どれくらいの仕事量があるのかというのは、正直言えばあのー分からないんですけども、これまでの経験を踏まえてまぁ、半年とか、少なくとも半年というオーダーを示されたのは事実でございます。で、実際審査をしてみてですね、で、あの審査の書類などを見て、今進めているわけですけども、今の時点でえーどれくらいと。いうのはちょっと申し上げられない、というように思います。

NHKオカダ記者:じゃまぁ、半年かかるとか、まぁそれ以上になると。いうことであるということでしょうかね。要するにその当初の見通しよりもかかりそうだということでいいんでしょうかね。

森本次長:うーん、まぁ当初のときもですね、半年であるけれども、ただしそれはその事業者の資料の出来、その、進み具合でも早くもなれば遅くもなるということは申し上げたので、まぁそういうことを踏まえてですね、今回の資料はどんなものであるのかというのをしっかり見て判断するということだと思います。

NHKオカダ記者:最後に。あのーえーっとまああのー審査のやり取りを見てると、資料を出してほしいと。で、資料返ってくるのが少し遅れていると。あの別に審査が急かすことはよくないと思うんですけど、一方で求めに対してきちんと返してないと。いう点で見るとですね、あのー規制側としては、どうかなと思うところはあるんじゃないかと思うんですけども、そのーまぁ、今の時点でですね、この3カ月振り返って、電力会社の姿勢で直してほしいとか、改善してもらいたいという点があれば、お聞かせいただきたいんですけれども。

森本次長:あの、まぁあの、正直申しまして、私自身が審査に携わっているわけではないもんですから、あのーそれについて特に私から申し上げることはありません。

司会:それでは、他にいらっしゃいますでしょうか。

ではオカダさんどうぞ。

毎日新聞のオカダです。えっと先ほど採用の話で11人というのが出ましたけれど、この11人はこの安全審査にいずれあてたいと考えているのは、そのうち何人くらいなんでしょうか。

はい。人事審査官の佐藤でございます。あのーまぁいろいろな職歴の、お持ちの方に今回採用いたしました。まぁそのなかで、比較的その審査ではない分野で行くと、たとえば補償措置のようなSGとかいうのもありますけれども、そちらの方は、まぁ2名ほど、その方は比較的そういう分野がずっと長かったということですので、まぁ2名ほどはおそらく、審査というよりはそちらの補償措置の分野でご活躍いただくのかなぁと。いうように思ってますが、ま、それ以外の方はですね、えーまぁ、現時点においてできるだけそういった審査の方でご活躍いただきたいというふうに思っているところでございますが、まぁなお本人の適性なども見極めて、判断したいとは思ってます。という状況でございます。

森本次長:少し補足しますとですね、あのー前から申し上げている通り、新規採用の方が直ちに審査に入るのか、あるいはそういう人が通常の業務に入って、玉突きで審査の方に入るのか、これはまぁ人事政策の問題ですので、まぁそういった意味ではさきほどSGの人の話が出ましたけども、まあそれによって庁内の、現在いる職員を審査に充てるっていうこともありますので、審査の定員の充実と。いう意味で言うと、今後の人事に絡んでるので、今何人ということはちょっと言えないと思います。

毎日新聞オカダ記者:もともとその20人くらいを(※※※聴き取れず)しようとされてましたけど、これはその凡その勘定としてはその、審査チームをもう一つ作れるくらいの人数を確保することを念頭に置いているんですか。

森本次長:もともとあのー総務省の方、まぁあの8月の時点でですね、定員の充実が必要だと。でそれを受けて、総務省の方からお許しいただいたのが約20人と。いうことでございまして、まぁそういう意味です。20人というのはそういう意味です。で、仰る通り20人いればですね、あのそういった充実には使えるとは思いますけど。20という数字は、総務省との関係でそうなったというものであります。

司会:よろしいですか。

それじゃあ、さきほどの松井さんからの質問に対しての…後でいいですか?ごめんなさい。

えーっと福島第一の事故対策室長をやってます金城ですが、えーっと戴いた質問はですね、排水路、まぁたとえばC排水路、この前も高い値が出たところでもあると思いますけど、そちらでの流量ですね、その把握はどうなってるのかということでしたけども、えーっとまずえー、まぁいろいろと我々の方、こういった情報については、事故対処室ならびに我々が動いてますけど、えーまたとえばこの時点の流量等について、報告は今のところございません。でーただ一方でやはりこういう排水路に関するですね、流量を捉えることは非常に重要だってことは、実は汚染水対策を検討しているワーキンググループの中でも、えー専門家の中から指摘がありまして、えーまぁそちらの方は、えーまぁ東電の方でも何らかの検討はしているかと思いますけども、一方でこの排水路はいろいろ高い値がときどき出るようなことにつきましては、まぁ我々の方としてはですね、たとえばあの、えー面談等の中でも議論になったことはございまして、これは9月27日、すでに公表されている面談録ですけれども、えーたとえばまぁ、流量の把握というのもありますけれども、たとえばこの排水路の水ですね、あの堰内の溜まり水の運用と同様に、下の方にピットとかそういうものを作ってですね、えーサンプリングをしたうえで、汚染の方を確認して排水といった運用も、やはり検討の余地があると思いますんで、そういった検討を早急に行うようにということで、求めているところではございます。

えーですのでまぁ、今ちょっとタンクの方で優先的にいろいろと対応はしておりますけれども、そういう検討も指示はしておりますので、まぁそういった状況ですね、今後しっかりと我々としては、えーえー確認しながら、えーこの排水路の扱いについても、しっかりと監視をしていきたいというふうに考えております。以上であります。

ありがとうございます。テレビ朝日の松井です。ちょっと確認したいんですが、このCの2には土のうはないですよね。ただ流れているものをそのままサンプリングしていると考えてよろしい、それとも土のうで溜めてなさっているんですか。確認なんですか。

金城氏:えー確か土のうは無いと思いますけど、ちょっと確認させてください。最新の状況は事故対処室の方でやってますので、ちょっと確認いたします。

テレビ朝日松井記者:わかりました。それと先ほど私の質問はですね、1800が出た一日前。えっと23時間前に、1400が出てるんですけど、1400が出た段階で、現地の規制庁としましては、「出ているな」と見過ごすのか、とにかく堰き止めでも、1400ですからね。10を出さないように規制をしているはずなのに、1400が排水路にジャンジャン流れているかどうかは、流量がわからないので我々も言いようがないんです。で、そういうものが流れているのを、23時間見逃した結果、1800になっているわけなので、これをだからデータを測りなさいというか、原因を追及するだけはなく、回収するようにと、今あの金城さん、ピットなどを作るという指導をなさっているという話はあったんですけど、現状ではピットを作る暇はなかったわけですから、わかんないですけど、土のうを入れてポンプですぐ吸い上げて何かするとか、そういうことは考えられたのか、それともこの1400、1800という数字はそのままスルーするしかなかったのかを、規制庁としての見解をお願いします。

金城氏:えーっと、これもあのーえーまぁあの、我々事故対処室と一緒になってやってますけれども、初動のところは事故対処室で一緒にやってますけど、えーまぁ今の状況からするとですね、まぁあのえー新たに土のうを設けろとか、水を回収しろといった指示は行ってないというふうになっております。と申しますのも、ここの状況かどうかわかりませんけども、結構雨の量が今多くてですね、あのーえー土のうなどの状況もえー結構土のうを越えて水が流れているところもあるような状況らしいので、そういった状況を踏まえると、ま、追加的な指示等はまぁ、行うような状況じゃなかったというふうな状況であります。

テレビ朝日松井記者:えーっとそうすると結論としては、手の打ちようがなかったということでよろしいわけですね。

金城氏:えーっとあの、えー、まず少なくとも事実関係としては、えーま、回収の指示は行ってないです。回収の指示等は行ってないです。

テレビ朝日松井記者:えっと1400が分かった段階でも、回収の指示もしていないし、土のうなど、土のうを入れるのがいいかどうかはこういう東京のこんな環境ではわからないんです。現場の方とても大変なので。ですから、そういう指示をしていないということでよろしいわけですね。はい、わかりました。以上です。

司会:それでは、タカダさん。

すみません。読売新聞のタカダです。あの、審査の話に戻るんですけれど、あのーせっかくABCの人数を言っていただいたんで、地震津波の人数も教えてもらえるとありがたいなと思いまして。

司会:後ほどお知らせします。

読売新聞タカダ記者:えっとですね。あ、そうですね。それだけですわ。(笑)

司会:それでは、モトキさんどうぞ。

NHKのモトキです。えっとあの東電の報告書なんですけども、来週の委員会で評価について話し合われるということなんですけども、その際にはたとえばその報告書の内容が仮に不十分であるというふうにした場合に、KK(※管理人注…KK=柏崎刈羽)の審査の開始はどうするのかというところまで踏み込んで、えっとー判断、議論されるんでしょうか。

森本次長:あの、今それについてですね、ま、規制委員会がお決めになることですから、あのー私がコミットすることはできませんが、あのーこの東電の報告書の評価とですね、柏崎刈羽の審査ってのは、まったくあれはあれ、これはこれというですね、別のものではないという理解は、共通していると思いますので、あのーそういった議論はなされるというふうに思っています。ただこれは、私が思っているだけでして、コミットはできません。

NHKモトキ記者:あとすみません、もう一点、あの採用、中途採用の関係なんですけども、当初はあの20人程度採用して、まぁ中での玉突きがあるかないかはともかくとして、結果的に審査にあたる人たちを20人程度増やすというような方針だったと思うんですけども、今回結果的に11人の採用に留まったということは、まぁやっぱり審査側で増える人数というのも大体その程度に留まる、当初の予定よりも半分程度に留まるという理解でいいんでしょうか。

森本次長:そうですね。あのー今の時点では、まさにその通りだと思います、で、そのために来週からまた募集をかけていきたいというふうに思っていますので、あの継続的に増員を図っていきたい。というふうに思っています。

司会:ほかにいらっしゃいますでしょうか。

じゃあ、どうぞ。

NHKのタケダと申します。あの先週ですね、川内原発の方で国主催の原子力防災訓練があったかと思うんですけども、現時点でたとえばあのまぁ、規制庁の対応としてですね、こういったところが反省点だったとかですね、そういったところもしありましたら教えてください。

森本次長:あのー、まぁ委員長がですね、終わった後にも公表いたしましたけれども、実は先週、この間申しましたけども、鹿児島県も含めてですね、この振り返りということを今やっております。あのー、それぞれのセクションから見てですね、どうしう反省があるかっていうのを見直しているところです。

従って、今ちょっと総括的に申し上げることはできませんけども、ま、私はあのえーと、官邸の方でですね、いたんですが、やはりあのー新しい規制基準。あるいは規制委員会が発足してのまあ総合的な防災訓練だったということでありますけれども、あのーたとえばオンサイトに対応した訓練。あるいはオフサイト、つまり避難に対応した訓練、などですね、いろんな形での訓練を重ねないといけないなぁというふうな印象、ま、私の反省がっ反省っていうんですかね、これからやらなくちゃいけないこととしてですね、そういうのがあると思います。

それともう一つは、やはりどうしてもそのコミュニケーションっていうんですか、情報の流通っていうのがとても大事で、それについての反省点はまだ多々あるかなぁというふうに思っております。あの、言葉の問題、あるいは伝わり方の問題、お互いのコミュニケーションの問題。いくつかあると思いますので、その辺はこれから詰めていく課題だと思ってます。

NHKタケダ記者:さきほどあのー、まぁいろいろな訓練を重ねないといけないということだったんですけども、まぁ、訓練のバリエーションをまた増やしたりとか、そういったことですか。

森本次長:はい。仰る通りだと思います。

NHKタケダ記者:はい。わかりました。

司会:それでは、カミデ(?)さんどうぞ。

フリーランス記者のカミデ(?)です。えっと、水曜日の田中委員長のときに、ちょっとまだ整理できてないとわかっていながらこれから大切になるんで聞いた問題です。あのーまぁ、えー秘密保護法との関連なんですけども、(※誰か野次った?室内で誰か何か言っている声が入った。)ま、言うまでもなく原子力行政の柱の一つは透明性という問題です。この透明性と、今後いろいろ展開されてくるであろう秘密保護法との関係っていうのはどう整理されているかっていうのは、今日全部お答えにならなくていいんですが、ま、ようやくあの、えっとー新聞などでは条文が出てきたりしまして、あのー大体わかってきたところもあるんですけども、ま、職場、ここでいう行政機関の長というのは、委員長になるのかっていう辺りの整理とか、今現在の核セキュリティで、いわゆるテロの要件がこの秘密保護法にも入ってますけども、それの対象になるのは何件くらいになるかとか、基本的なことを教えていただける範囲でお聞きできないかなと思うんですけど。今後のこの整理の仕方についても、今の段階で分かっていることについて教えてください。

森本次長:あのまずあのー、法案はですね、今内閣官房のえー内閣情報調査室というのが担当で進められています。で、まだ法案が最終的に固まっておりませんので、あのー、それについてあまりコミットすることはできないというのが今の現状です。で、その上でいくつか申し上げておきたいと思うんですが、まずあの行政機関の長なんですけれども、この間委員長って申し上げたかもしれませんが、正確には原子力規制委員会合議体ですので、原子力規制委員会が行政機関の長と。いうことになります。そこでいろんなことを決めていくと。いうことになります。であのー、いわゆるそのーこのー特別管理秘密っていうのはどんなものなのかということなんですが、これはまぁ、法律が決まってこないと分からないんですけれども、あのーこの規制委員会が持っている情報に関して申し上げればですね、核物質防護と、核不拡散関係。この関係に整理されると。思います。逆に言うと、それ以外はないと。いうことでございます。

ま、そういったものの核物質防護、核不拡散という、ま、国の安全に密接に関連する技術的情報。これが対象になると。いうふうに考えています。

ですから今現在、あのいわゆるそのー核物質テロ対策とか、核物質防護で、まあ、いわゆる秘密情報とされているものの範囲内というふうに考えています。

カミデ(?)氏:ちょっと補足で一点だけ。あのーよくこの核、核じゃない、特定秘密保護法、ま、以前の秘密保全法の段階も含めてですね、よく例として挙げられるのが、たとえば原発のいろいろな問題。放射能の問題。SPEEDIの。そういう情報までもが特定秘密になってしまったらですね、開示されなくなってしまうというような心配が、ま、いろんなところで流布されていましたが、あの、今のご説明でいくと、そういうものは一切心配しなくてもいいという、こういうような今日議論に出たような問題が、そういう対象になることは有り得ないというふうに考えてよろしいですか。

森本次長:はい。あのー仰る通りでして、あの、SPEEDI情報、SPEEDI情報というか、まぁいわゆる事故があって、そこから放出された放射性物質の拡散の情報といったものが秘密情報に当たるってことは有り得ない、というふうに考えています。

司会:先程のタカダさんからのご質問ですけれども、地震津波のチームは、えっと20名と。いうことですので、お答えいたします。

他にございますでしょうか。

じゃ、ムラタさんどうぞ。

テレビ朝日のムラタと申します。あのー3点まとめて。お尋ねします。

ひとつはですね、あのーこの間の汚染水対策ワーキンググループで、東京電、まぁこれは相当時間をオーバーして議論はされたんですが、それでも、東京電力が用意していたことの一つに、地下貯水槽、3月くらいに漏えいがあった、地下貯水槽のモニタリングの頻度の負担がですね、大変大きいので、これを減らしていただけないかという提案をするつもりで来ていたようですが、それはできなかったと。いう結果になっています。こうしたことがですね、いろんな漏えい問題といいますか、人員ミスにつながるというかですね、負担増が結果としていろんなトラブルが起きていることにつながっていないのか。というお尋ねの仕方をしたいと思います。あのー東電からの報告書について、長官が「趣旨と違う」と言われているようですけれども、一方で東電からの声をきちんと汲み上げているのかという点についてお尋ねしたいのが一点。

もう一点は、台風26号の後で排水溝や観測孔で濃度が上がっている点についてですけれども、今日の10時の福島での会見では、「台風通過後溜まり水はすべて土のうのところで止まっているのを確認できており、清掃除去に取り掛かる予定である」と。いうふうに東電の担当者が言っているのですが、これはつまり金城さんたちの言われている、指示はしてないけれども自主的にこれはつまり回収をしているという意味なのか。をお尋ねしたいのが2点目です。

3点目ですけれども、これは東電とは関係なくて、JAEAの廃棄物処理施設の中にあった放射性廃液についてですね。現地調査をするという話が8月の会議であったと思うのですが、それは急がなくてもいい内容なのでしょうか。その見通しを教えてください。以上3点です。

森本次長:えっと、1番と3番については私の方からお答えさせていただきたいと思います。2番は金城さんの方からお願いします。

まずその1番なんですけども、あのーまず一般論として申し上げれば、安全のために必要なことは、しっかりやってもらうと。いうのが基本だと思います。あの、ムダがあればですね、要するに指示に無駄があって、そのことが負担増になるっていうんであれば、それは我々もしっかり考えなくちゃいけないと思いますが、安全の上で必要がある、ものであればですね、それが仮に負担が増えるにしてもですね、やってもらうというのが基本だと思います。

あの、ワーキンググループで詳細私全部フォローしていないんですけども、そういった視点を持ってですね、検討、規制委員会は取り組んでますので、そういう理解をしていただきたい、というふうに思っています。

それから3番目のそのJAEAの廃液の関係ですが、これはあの、廃液があること自体はですね、ずっと前からあるわけでして、問題は新しい規制基準が施行されたときの対応というのが、どうなるかということとも関係があると思います。

あの、急ぐか急がないかということで言うと、廃液そのものは昔からありますので、急がないとリスクが高まるという関係にはないと。いうことかと思います。

じゃあ、2番目は金城さんの方から。

金城氏:えーまず2番目の件ですけど、先程松井さんの議論とも関係しますんで、質問、さきほどの質問と併せてお答えしたいと思います。

まずあのーまぁ、仰ったように土のうを設けたところ、これはやはりあのータンクに近いところの、上流側のところに土のうを設けてます。で、そこに土のうを設けて水を貯めるんですけど、そこにたまった水は回収する。で、たとえばあのーこの前出たところでも、やはりあのー10の4乗代。オーダーがひとつ上に出ているような排水溝の水などは、そういう形で回収しているのは我々も承知していますんで、そういったことも含めてまぁ、今回そういう指示は出してないと。いうふうには理解しております。

でー一方で、あのー先程松井さんから指摘のあった、海側のCの排水路ですけども、こちらの方はやはり土のうは設けられていません。ですが、やはりその上流の側でそういう濃いものはしっかりと回収するといったような対応も含めて、それはこちらの方も判断してますし、一方であのー海洋側ですね。えーT2といったところのモニタリングの状況も見ながら、あのーまぁ、海への影響はまぁ見ながら、我々としては判断しているというところではございます。

あと先程、次長からの説明にありました、ワーキンググループの議論の件ですけれども、えーあちらの件につきましても、まぁあの地下貯水槽、今回あの汚染水問題のある意味きっかけとなったようなもので、であと、漏えいした貯水槽にもですね、えーワーキング資料にもありましたけど、まだそれぞれ400tといったような水がまだ入っている状態にあります。そういった意味ではやはり、その監視をですね、まぁ緩めるといったことについてはやはり、慎重な議論も必要ですけれども、我々も負担を減らせるんであれば、早く減らした方がいいということで、東電から提案を受けてから、至近のワーキングで場を用意したんですけど、残念ながら議論する時間がなかったと。いうことでございます。

えーですがその後また一方でまた、新しいNo.7の貯水槽を使ったりという状況もありますから、またそういった状況も踏まえて、まあ次回のワーキング辺りにまた議論ができたらなぁ、というふうに考えております。以上であります。

テレビ朝日ムラタ記者:ありがとうございました。

司会:ほかにいらっしゃいますでしょうか。

じゃあ、一番後ろ。

すみません。共同通信のミヤザキです。あの、中途採用の件で細かい点なんですけど、2点だけ確認させてください。えっと追加の募集は来週からってさっき、来週からってことでよろしいんですか。

佐藤氏:来週の月曜日には始めたいと思ってます。

共同通信ミヤザキ記者:わかりました。それとあの、えっと今回の11名の方で、事業者出身の方もいらっしゃるということなんですが、これは電力会社も含むという(笑)ことでしょうか。

佐藤氏:一応含んでおります。

共同通信ミヤザキ記者:ちなみにあの、今現在審査を受けている、原発を持つ

佐藤氏:(笑)

共同通信ミヤザキ記者:ところ。からもいらっしゃる…

佐藤氏:ちょっとそこは、もう、差し控えさせてください。

共同通信ミヤザキ記者:わかりました。ありがとうございます。

森本次長:飽くまで、ノーリターンということでございますので。

司会:ほかにいらっしゃいますか。

じゃ、タカダさんどうぞ。

すみません。読売のタカダです。二度目です。すみません。あの先程審査の伺って、ちょっと追加で伺いたいんですけれど、その前にあの、ごめんなさい。中途採用の関係で一つだけ。あの、年齢はどれくらいからどれくらいの幅ですか。

佐藤氏:30代から50代まで幅広くいらっしゃいます。

読売タカダ記者:30代。

佐藤氏:はい。30代もいらっしゃいます。

読売タカダ記者:30代後半?

佐藤氏:(笑)

読売タカダ記者:前あのー新しい採用のときにですね、とっても妙齢の方がお出になられてこられて、新規雇用のときですよね。あの8月でしたっけか。ちょっと忘れましたけど。

佐藤氏:それは2年ほど前…中途採用?

読売タカダ記者:中途じゃなくて、新たに入ってこられたときに、あのメディアに出てこられた方が、まぁ…

佐藤氏:ですから、中途ですよね。

読売タカダ記者:かなりの歳の方が出てこられて。

佐藤氏:あー。

読売タカダ記者:我々のイメージと違ってたんですけれど(笑)今度の中途は大体いくつくらいかなっていうのは正直…

佐藤氏:若い方ですか。

読売タカダ記者:ええ。

佐藤氏:詳しくは私も把握してませんけど、30代半ばとかですね、そんなもんだったと

読売タカダ記者:そんなもんですか。

佐藤氏:はい。

読売タカダ記者:で、上が50代とおっしゃいましたっけ。

佐藤氏:ええ。50代。

読売タカダ記者:50代

佐藤氏:50代ですね。半ば。後半。いろいろいらっしゃいます。はい。

読売タカダ記者:後半もいらっしゃる?

佐藤氏:まぁ、そうですね。

読売タカダ記者:そんなに長い間働けないですね。

佐藤氏:ええ。ただ志を持って専門性があるということでですね。採用させていただくと。いうことです。

読売タカダ記者:わかりました。それとごめんなさい、審査の話で、えーっとその、えーっとちょっと細かいことで恐縮なんで、今日お答えいただかなくても結構なんですけど、あのー審査の総数の人員は、原課でいうと、P課B課か以外、たとえば技盤とかそういうのもあると思うんですけど、どの部隊から来てるかっていうのも教えてもらえませんですか。

森本次長:あーなるほど。じゃあ、追ってにさせてもらいますけど、構造的には、各課のですね、中から、能力のある人間を引っ張って、そして審査のチームを別途作ってますので、各課の中から引っこ抜いた形になってます。その引っこ抜いたのがどんな状態かっていうのをですね?

読売タカダ記者:その最初の説明からがそういうお話だったかと思うんですけど、そのときに多分確認しとけばよかったんですが、現部隊がどういうところであって、今どういう形でやっているのかっていうのが、その抜けた形のことを知りたかったのと、あとその12月以降ですね、サイクル施設の審査も始まりますでしょう。そう言った場合そのサイクルの審査にはどういう影響があるのか。そういった観点でもっての質問でした。

佐藤氏:じゃあ、まとめて後で。

司会:ほかにいらっしゃいますでしょうか。

じゃあ、松井さん。

テレビ朝日松井です。二度目ですみません。あの金城さんがいらっしゃるので、さきほど金城さんのお答えの中で、9月26日の面談で27ですか。失礼いたしました。9月27ですかわかりました。ちょっともう一度調べ直します。じゃもう一つなんですが、さきほどC2のところで上流で止めているのでという発言が、今金城さんからあったんですが、そうするとこのC2で1800とか1400が検出されたときのまあ流量が数字として無いのは分かるんですけど、どんなイメージなのかまったく、そこに溜まって、水たまりで残っているのをなんか掬うように取ったのか、それとも流れているのを…そういうのがまったく見えないんですが、えっと現地からはどういう報告が上がっているんでしょうか。

金城氏:C2の状況ということで確認はしていないんで、詳細はまた確認しますけど、一応あの全体の今回の排水路の流れの状況としては、非常に流れが多いなか強い中の状況で、えー計測が行われているというふうには聞いております。ちょっとC2の状況確認します。

テレビ朝日松井記者:要はこの1800という濃度のものが、排水路をまぁ滔々と流れるように流れていっているのかどうかということが、東京電力にもなかなか答えが出ないですし、たとえばこういう映像をもってらっしゃたりはしないんでしょうか。規制庁としてですね。

金城氏:少なくともあのー映像は撮ってないです。

テレビ朝日松井記者:ぜひじゃ、次回、そういうときなどにもですね、あの、規制庁としても重要なデータだと思いますので、こういう排水路の、我々はわからないんですよ。現場に行けないもので。

金城氏:えーっと、まーそれはそうですけど、まぁ、我々もちょっと検査官の方はいろいろ現地で業務の都合もあって、この東電が測るところをですね、的確にとらえていけるかっていうのはありますんで、まずあの、この施設を管理しているのは事業者なんで、事業者に要求されるのがまずは第一かなぁという感じはいたします。

テレビ朝日松井記者:あの通常の排水なら全く問題ないんですけど、1400が出て、また1800が出ているというこの時期に撮るという判断を現場でなさらないのかという質問です。毎日行ってくださいと言うつもりはまったくありません。

金城氏:そこはちょっと事務所と相談してみてでないと、はい、私の方では今、はい。答えを出すことはちょっとできないんで、そこはちょっと相談さしてください。(※管理人コメント…都合の悪いことを聞かれた芸能人のようになっている。)

テレビ朝日松井記者:これはいつも言ってることですけど、そこは専門の力が要らないわけですから、どなたか10人に限らず2人でも5人でも、そういう方を増員するとか、なさるということを、なぜなさらないのかが分からないんですけれど。

金城氏:うーん、まぁあの、えー、まぁ当然いろいろ1Fの状況踏まえて増強はしていただいてますけど、あのーまぁ当然我々もやはりこういう現場の保安活動を見るにあたっては、リスクの高いところからしっかり見ていくというような状況がありますんで、そういった意味でここのところに人を貼るっていう判断は、別途そこは所長の方で判断しながらやっておるところですから、ちょっとここに貼れるかどうかはですからちょっと相談させていただかないと、私の方では判断つきません。

テレビ朝日松井記者:最後にしますが、これはやはり排水路の一番の出口のところで、これだけの数字が出ているのであれば、これは誰が何と言おうと、一番重要なところはここではないですか?

金城氏:ですのでこの、施設全体の状況の中で、のプライオリティもございますんで、そこはちょっと、ええ、相談さしてください。

テレビ朝日松井記者:そこに人を貼り付けなかったり、そこの流量がどんな具合かも認識してないという。それともここに上がってきてないだけで、現場では記録されているんでしょうか。そういう質問です。

金城氏:えーっとそこはちょっと確認しないとわかりませんけども、一方で我々その上流の状況と、あとえーまぁ河口の方のモニタリング状況とか見てますので、まぁ今モニタリング状況、NDの状態ですから、そういった状況踏まえてそれは判断する必要があるかなぁというふうに考えております。

テレビ朝日松井記者:あの、上でしっかり止まっているんでしたら全然問題ないんです。ですが、それもよくわからなくて、一番数字が出ているところの流量が、ま、今わからないのは分かりましたので、現場からのデータが上がってるんでしたら、ぜひ公表してください。以上です。

司会:ほかの方よろしいでしょうか。

すみません、時事通信カンダです。さきほどちょっと言葉足らずだったんですけども、そのリソースの掛け方と審査の進み具合で、まぁコメントはないという仰り方だったんですが、そのーまぁこういう1Fの汚染水の問題だとか、他にもやらなきゃいけないなかでですね、これだけリソースを一生懸命かけてもこの進み具合だったら、もっと他にやることがあるんじゃないか。他に人を回した方がいいんじゃないかっていう声もあると思うんですが、その辺との兼ね合いで、今のその審査の進み具合というのが、このリソースをかけただけの、その見合っただけのですね、審査をしているのかという意味でのその、ご感想というかですね。をお答えいただきたかったんですけど。

森本次長:つまりその他に仕事がある、ここがそんなに進んでないんだったら、人を剥がして…

時事通信カンダ記者:そういう考え方もあると思うんですよね。言われ方もあると思うんですけど、そういった考えについては、どういうふうにお答えになられますか。今の進み方に関して。

森本次長:そうですね。あの、まぁあの規制委員会の仕事はいずれもまぁ、重要な仕事ではあります。で、特にまぁ福島第一原子力発電所の対応とそれからこの環境影響を防ぐという意味からとっても大事で、非常に重要で、またあのこの、審査については法令上の義務として重要だということがございます。まあ、そういった意味から、この審査の進み具合を踏まえて、リソースをさらに別途傾斜配分するというふうな考えは特に持っておりません。あのー法令に基づく義務として、しっかりやると。いうのは我々の義務ですので、それに相応した人間を貼り付けて、それに相応した仕事をしていると。いうふうに理解をしています。

司会:それでは、最後。

オカダさん。じゃあ、オカダさん、あとカミテ(?)さんで最後にします。

毎日のオカダです。二回目です。あのえっと確認なんですけど、再公募の期間は一応大体どれくらいには終えたいという目標があるんでしょうか。

はい。人事審査官の佐藤です。あの、通例こうした公募はですね、大体1カ月が公募期間というふうに置いてますけれども、まあもう少し周知期間を置きたいというふうにも今考えておりまして、まあ1カ月と数週間くらい。置いて、ま、できれば年内にですね。今回はある程度採用まで進めていきたいとは考えております。

毎日新聞オカダ記者:その上で一つお伺いしたいんですけど、そうすると年内は20人確保することが難しいってことになると、これ以上そのBWR原発とか申請してきた場合に、なかなか対応難しいんじゃないかと思うんですけれど、その辺はどういうふうに対応しているんですか。

森本次長:まぁあのー、まだ新たな追加の申請があると。いうことについて情報はありませんので、それについて検討しているということは特に今のところありません。

じゃあ、カミデさん最後で。

フリーランス記者のカミデです。先程から何度も出ているのと重なるんですが、質問します。あのー1Fの今の状況と安全審査との人の注ぎ方なんですが、ま、一般的にこう普通の人が国民目線で見た場合ですね、1Fがこんなに大変だと。特に五輪招致で安倍首相がコントロールされてるって問題に対してもいろいろ批判が出てます。そういうような状況で、そのときに再稼働のことは何も言ってないと思うんですけども、一方でそういう問題があって、そして審査の方に一定の人が割かれるってことに関して、単純にそれだけ普通の感覚で考えた場合、何かおかしいんではないかなという(笑)単純なそういう疑問が国民の中に、周り聞いていても多いんですよ。それについてはどのように。まぁこれ何度も同じ事は委員長にも聞いてますが、改めて聞きたいと思います。

森本次長:うーん。まああの繰り返しになってしまいますけれども、やはりあの、環境への影響っていうところを考えると、福島第一原子力発電所のですね、安全管理っていうのがもっともプライオリティの高い仕事だと思います。で、そういう意味でまず事業者がしっかりやってもらう。それを規制委員会がしっかり監視すると。いうのはですね、非常に重要な仕事だと思います。で、あの、担当もしっかり決めてですね。やっておるところです。で一方、審査そのものはですね、これはまさに法律上の義務として規制委員会にありますので、これはこれでやらざるを得ないという立場にありますし、いわゆる安全の観点から我々は審査しているので、再稼働のためにやっているんじゃなくて、安全の観点から審査してるので、これはこれでしっかりやらなくちゃいけないというふうに思ってます。

まぁ前も申し上げましたけども、まぁ心情的なことは別にしてですね。やはり双方ともですね、しっかりやっていくっていうのが、まぁ規制委員会のいわばミッション。役割だと思っています。

司会:それではこれで今日は会見を終わりにしたいと思います。

泉田知事は柏崎刈羽原発の再稼働を容認するか

原発再稼働をめぐり、泉田裕彦知事の置かれた立場、本心がどうなのかなどについて、各メディア・ジャーナリストたちが気にして記事にしている。ツイッターでも多くの決めつけ、憶測がまことしやかに語られ拡散され、流れる。世界最大の原子力発電所である、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の先行きは目が離せないだけに、世間がこの問題に重大な関心を持ち続けることは必要だろう。

だが私が読む限りでは、泉田知事についてのどの記事もピンとくるものがない。おそらく、知事についての取材が足りないのではないかと推測する。取材というのは本人に問いかけるだけではない。今まで、住民を被ばくから守るために知事がどのような対応をしてきたか。原発以外ではどのような政策を採り、どのように行動し発言してきたか、についての研究が足りな過ぎることが、浅い考察/分析に終わっている原因ではないかと想像する。痺れが切れたので書くことにした。

私は一般大衆の中では知事をよく観察しているほうだと思う。その自負においていくつかいえることがある。ただ、柏崎刈羽がどうなっていくか先がまったく読めない混沌とした状況下で、原発以外の問題をことさらに取り上げて焦点をぼかすようなことはしたくない。(しかしながら、書かないということと知らないということは別だ。対象を研究しなければ、必然的にそれだけ読みは浅くなる。)

今回は一か所を除き、敢えてリンクで「ソース」をいちいち示しながら書くようなことはしない。読みにくいからだ。といって無断引用することはもちろんしない。噛み砕いて書いていきたいと思う。今ある論調を踏まえて諸説を掲示し、いちいち反論することもしない。

最初に私なりの、現時点の結論を書くとこうだ。

泉田知事がこの先、柏崎刈羽原子力発電所についてどのような行動・判断をするかということについて、誰がどのように憶測することも無駄である。

なぜなら、知事自身、現時点で答えを持っていないからだ。「それは建前で、腹づもりがないはずはない」と考えるのは凡人である我々ならではの思考回路だろう。

本当はこうであるはず、ああであるはず、という答えを期待するのは、それがプラス方向でもマイナス方向でも、期待する側の価値観あるいは美学に基づいた勝手な憶測で、知事自身の行動規範とは無関係だ。ある人は震災後、泉田知事を神のように尊敬し。慕い。評価し。身内のような気分で熱く思いを寄せる。ある人は、泉田知事が自分の思いと異なる行動をするからと憎み、逆恨みし、罵詈雑言を浴びせる。

だが当の泉田知事自身はどうかということを、知事のこれまでの言動から想像するに、自分に対して好意的な人にも敵意に満ちた人にも公平に、分け隔てなく、命と安全、財産を守ってあげたいと思っているはずだ、と私は思う。バランス感覚に優れた人で、経済発展、技術進歩については積極的な面もしっかり持っている一方、新潟水俣病の被害者に対しては、高度成長のしわ寄せがこのような形で一部の人を苦しめた結果に胸を痛め、一貫して被害者の立場に立って行動している。

東日本大震災で生じた、放射能に汚染されたがれきを全国に拡散し、焼却する、という環境省のやり方に対しても、新潟水俣病の例を引き合いに出し、「被害が出てからでは遅い」と、毅然として異議を唱え続けた。政治的なレッテルでは保守本流の政治家ということになるのだろうが、実を見れば、同時に徹底した人道主義者であることが読み取れる。

さて、冒頭に出してしまった私の「現時点の結論」の根拠を書く。それは、泉田知事自身が9月の県議会で答弁しており、私はその答弁内容が信じるに足るものだと思う、という素直な理由からである。

知事は、東電にも、原子力規制委員会にも、原発を安全に運転するうえでの課題について指摘し続けている。すべての前提に、「福島第一原子力発電所事故の検証・総括」がある。

原発に対する立場の違いはさておき、この検証・総括がいつ終わるのか、その上で知事が提起している東電の問題や国の法整備の不備なりをすべて整えたら果たして原発は再稼働しても大丈夫なのか?という点は、誰もが気になることかもしれない。これについて、上手な言い回しではないながらも手を変え品を変え何度も食い下がって質問した議員が9月県議会(連合委員会)でいた。長部登氏(社会民主県民連合)である。

このやりとりについては文字起こしをしているので、ソースに当たりたい方は参照いただきたい。

原発問題に関する泉田知事の重要答弁【新潟県議会連合委員会:質問者・長部登委員】文字起こし

http://shionooto.blog.fc2.com/blog-entry-74.html

平成25年9月定例会 10月2日 連合委員会(第2次)
社会民主県民連合 長部 登 委員

http://www.niigata-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=306
※上記録画は、議事録が公開されるまでの限定公開かと思います。

答弁内容から判断からして、福島第一原子力発電所事故の検証・総括が前提である以上、それが終わったらどのような判断を下すのかというのは現時点で分かろうはずもないというのが新潟県・泉田知事の立場である。これは論理的に言ってももちろんそうなる。まして事故自体が収束できていないなかで、検証・総括の終わる時期が見込めるはずもないと考えるのが常識だろう。

だから、この2つの不確定な要因があるうえに、現在知事が問題提起していることを全部解決したら、再稼働を了承するのかしないのかとさらに仮定を置いて聞かれても、答えようがないのは当たり前である。

長部氏にしても、そんなことは承知のうえで、泉田知事が政治家である以上、なんらかの立場が現時点ですでにあり、少なくともこういう場合はこう、というフローチャートくらいは持っているだろうという感覚で質問したかったのだろう。しかし当然といえば当然ながら、泉田知事は「予見」について一切の答えを与えなかった。

代わりに説明したのは「ラプラスの悪魔は存在しない」というエピソードであった。一行で噛み砕くなら、

現代の科学では未来は予見できない

ということを説明したのである。ニュートン方程式、アインシュタイン方程式、統一場理論、量子力学……という言葉が立て続けに出てきて、私は爆笑した(というのをもしご本人が聞いたら気を悪くされるかもしれないが)。しかしこれは、知事自身が好きな話を比喩として出したのであり、決して煙に巻くためではないと思う。楽しそうに話していたからである。

保守だけど、正義感があり、バランス感覚がよく、方針はブレず、自分に厳しく人に優しく。誰にも分け隔てなく。京大とはいえ法学部出身なのに、やけに物理学にも詳しく。こんな魅力的な人を、ほめたりけなしたりしながら世間の目が釘付けになるのは無理もない。

でも。

結びとして私の考えを書きたい。

我々は、自身のちっぽけな憶測から、泉田知事を解放してあげるべきではないか。知事自身、福島第一原子力発電所事故の検証・総括後に自分がどう判断するのかを今は知らないのだ。それでいいではないか。私は知事の、科学的な思考を尊重したい。その根底に、人を大切に思うやさしさが敷き詰められていることを知っているからだ。

確かなのは、今この瞬間まで起きてきたことだ。この道のりの中で、泉田裕彦という人は、一度も「人間」という存在を裏切ったことはないと私は思う。それで十分であり、ラプラスの悪魔が存在しないにもかかわらずあなた自身がどうしても未来を見通したいというのなら、よく調べ、研究し、確実に今まで起きてきたことを材料に類推して判断するのが一番ズレが小さいのかもしれない。

でもそれが憶測である限りは、確たる証拠があるかのように情報拡散しないことが、ここまで頑張ってきてくれた泉田知事を尊重することではないかと私は思う。、

我々は、この魅力的な人から目は離さず、心はちょっと離して……といってもなかなかできないのかもしれないが、自分自身の思考と歩みに、もっと集中すべきではないかと考える。

原発問題に関する泉田知事の重要答弁【新潟県議会連合委員会:質問者・長部登委員】文字起こし

本日、新潟県議会の連合委員会(2次)で、泉田知事と、2人目の質問者である長部登委員(社会民主県民連合)との原発問題部分やり取りを文字起こししました。

非常に重要な内容が含まれています。最後まで通しでお読みいただければ幸いです。
なお、最初は臨場感最優先で、見出しなしのベタ打ちとしましたが、皆さんにご理解いただくには小見出し必要か?とも思い、「※」を前に付け、ブログ管理人のほうで書いて挿入しました。

小見出し一覧
・原子力規制員会の対応について質問
・原子力規制委員会は保安院よりも悪く、地元無視
・「安全基準」という誤認が広く流布することの異常
・新規制基準についての質問
・地元の声を無視した新規制基準は安全対策の一部に過ぎず、誤認は有害
・規制委のいい加減な対応で再稼働へ突き進むことへの不安
・自らの役割を縮小させ、責任回避に走る原子力規制委員会
・新規制基準に加えて法整備等を行えば、過酷事故は繰り返されないのか
・過酷事故を乗り越えて原発の安全を確保できるか否かの判断には福島事故の検証・総括が必須
・新規制基準は従来のメルトダウン発生確率想定の域すら脱していない
・規制庁の対応も不十分であるなか、適合申請を条件付き承認した理由はなにか
・東電の脆弱さ。「安全審査」という誤認流布の悪影響
・新規制基準は一体何を保証するのか?できるのか?という問題提起
・7月は約束を反故にした東電だが、今回は態度を変化させた
・東電に対する信頼度は増したのか
・東電のガバナンスが緩く綻びが次々出るなら、信頼感は落ちる一方

【原発関連部分】

長部登委員:おはようございます。えー、今日はですね、原発問題。えーそれからTPP、それから教育問題。まあ上越地区のね、高校の問題で、やっぱり知事部局に第三者既刊をすべきだという教育問題。それからまぁ、新潟水俣病問題。これ4点についてまぁ、質問させていただきたい。というふうに思います。

で、まぁ、原発問題についてですね。(へへ)昨日やっぱり、かなり再質問、再々の中で詰まって話が進んでいきましたもんでね、本当に日々変わっていて、私の通告したときの質問がまあ色あせている部分もありますし、まぁダブる部分もあるかもしれません。ただまぁ、ひとつはやっぱり通告した中での流れがありますし、もうひとつ、やっぱりあの知事がですね、やっぱりいろんななかでブレたんじゃないかと。こういうその、周りのやっぱり心配があるなかで、まぁブレてないということをまぁ私ども確認してですね、そしてまぁ安心して次のステップに行きたいと。そういうことで繰り返すこともあるかもしれませんけども、まぁその辺ご理解いただきたいと。いうふうに思います。

原子力規制員会の対応について質問

でまぁ最初に、えーまぁ、本年4月にですね、知事が上京して要請を行った原子力規制委員会と県との間でまぁいろんなやり取りがあったり、書面のやり取りがあったり、して、続けられ、てまぁきたわけであります。まぁホームページにも公開されておりますけども、県としてですね、えー、これまでの原子力規制委員会のまぁ何と言いますか対応、どこが、どういうところがですね、問題で、えー今後まぁ、今こういう流れがお互いに歩み寄れない流れでありますけど、どう対応されるのか、まず知事の所見をお伺いいたします。


※原子力規制委員会は保安院よりも悪く、地元無視

泉田知事:原子力規制委員会ですが、本県じゃありません。他県からもですね、立地県からもですね、独立と独善をはき違えていると。いうふうに指摘をされています。原子力規制委員会は、立地地域であり、かつ原子力防災を担う行政機関である自治体の意見に真摯に耳を傾けたり、また丁寧に説明しようとする姿勢が不足いたしております。

いろいろ言われたですね、原子力安全保安院、の時代の方が大変よかったですよね。あの、実際に県の技術委員会を実施をしても、職員が来て丁寧に説明する姿勢がありました。また、問題点を指摘すると、一生懸命考えてくれたわけです。今はまったくそういう姿勢が見られない、ということです。

さらにですね。原子力規制委員会は、いざっていうときの非常時の対応を担う機能を持っているわけですが、そこでですね、地方自治に精通した人が委員に入っていないわけです。これはもうメンバー案が出たときから指摘をしているんですけども、地方行政がわかる委員が入っていなくてですね、なぜですね、このIAEAのですね、深層防護の第5段階、これが事実上欠落しているんですけども、これに対応ができるのか。そもそも成り立ち、メンバーからして問題が多いと。いうふうに考えております。

※「安全基準」という誤認が広く流布することの異常

まずはですね、原子力規制委員会として、住民の安全を確保するつもりがあるのかどうか。単なる事業者行政として原発のですね、性能基準だけ審査して自己満足をするのか。また昨日竹島議員からの質問もありましたが、そもそも、えーこれ被ばくの基準を緩和してるんですね。今回の基準は。すなわち、安全基準って呼べないんです。えー、規制基準なんです。事業者の。

これ報道機関もずっと「安全基準」ていうふうに書き続けてますが、これはミスリーディングです。飽くまでも規制基準にしか過ぎないものを、なぜ「安全基準」ってね、言うのか。これあの、以前の基準に比べてもですね、体に、つまり健康に影響が出る数値をですね、被ばくしうるっていうことを言っているのに「安全基準」っていって説明をしているっていうのは、きわめて異常な事態だと受け止めております。

まず委員長に直接お伺い、お会いしてですね。この辺りのお話を聞くと。いうことが、良好な関係を築くための第一歩になるものと考えております。原子力規制委員会においては、住民の被ばく回避のため、地元自治体と事業者との協議。これを尊重をしていただきたいと思います。

東京電力のですね、申請書の中にはですね、被ばくを回避するための施策をですね、自治体と協議をするってことが明記されているわけですから、ゆめゆめですね、これを無視した審査はやらないでいただきたい。原子力発電所の性能基準に限るのではなく、地域の安全をいかに確保するかという観点で審査を行っていただきたいと考えております。

長部登委員:まあ、今の知事の話のようにですね、まったく地元の声を聴かないと。いうふうなこともありますし、この回答なんか見てもですね、皆さんから貰った話はほとんどタテヤ?(※※※聴き取れず)、まぁ一番大事な、私なんかまぁ(※※※聴き取れず)考えられない、大事なとこだけこう焦点当てて考えるんですけども、タテヤ?(※※※聴き取れず)検証なんか言ったってね、それは検証は大事じゃないかと言っても、回答は「新規制基準に関係ない」っていって流しちゃう。ほんとにまぁ、誠意のない回答だというふうに思ってます。

※新規制基準についての質問

で、まあそういうなかで、しかもまぁ規制基準は実際は7月にまぁ施行されたわけであります。えー原子力規制委員会は、私聞きたいのはですね、仮にいま東日本大震災、東日本大震災級の大災害が発生したとしても、新規制基準を順守した原子力発電所において福島第一原発事故並みのシビアアクシデントが防げると考えているか疑問である、まぁ、昨日の話でまぁ防げない。事故を前提とするシビアアクシデントは前提とする、いうことがありましたんですが、まぁ、疑問があると。

まぁそうです、国が定めている新規制基準。私もまぁ、どういう役割を持っていると考えればいいのか、改めてっていいますか(笑)知事の所見をお聞きしたいと思います。


※地元の声を無視した新規制基準は安全対策の一部に過ぎず、誤認は有害

泉田知事:今回のですね、新規制基準。あの、まぁ立地自治体から立地協ですね。わが県だけじゃなくて。から出した意見も含めて、全部無視しました。従いまして、新規制基準は最低限の性能基準に留まっているという性格を持っていると思います。安全対策のひとつの要素にしか過ぎない。と考えております。

むしろですね、ハードだけで安全が確保できると。錯覚を与えることは、有害ではないかと考えています。従って、原子力発電所の安全を確保するためには、規制基準だけではなく法制度。マネージメント。人の判断が誤るってこともあるわけです。その場合どうするか。またあの、冷却材喪失事故が起きたときに、放射能を撒き散らさないためには、どうするのか。こういった点も含めてですね、考えていく必要があると思います。

さらに、これ原子力規制委員会の所管外だって、さっきの質問その通り、また返ってきたなかにあるんですが、高線量下で緊急時対応どうするのかと。これあの、いざっていうときの基準値を上げて超えた場合でも対処しないといけない場合ってあるわけですよね。現実。チェルノブイリはそうでした。えーあのそれから、ロシアの原潜がですね、沈没をしたときも、ま、犠牲、英雄的犠牲っていうのが今回福島事故でも、アメリカ側から伝えられてますけども、英雄的犠牲の中でですね、他の乗組員の命を救ったと。いうことが、もう実際起きてるわけです。

そのときになってですね、何にも対応を決めておかなくて、さぁじじいの決死隊で行くぞと。そんなんでちゃんと対応できるわけがないわけです。高線量下で緊急時どう対応するんですか。こういったことに対処する部隊が要るのではないかという点も、指摘をしておるところであります。

いずれにしても、これあの「安全基準」じゃないんだと。飽くまでも性能の規制基準で、対策のひとつにすぎない。それも国際基準であるIAEAの深層防護の第5段階が事実上欠落してると。いうことをよく認識したうえで対処していく必要があると考えております。


長部登委員:まぁ、あの、まぁ、最低限の基準だと。あん、安全要素の一つにすぎないと。その他いろんな法制度とかいろんな問題(についての対応)がなければならないというわけでございます。知事の仰ったのはね。

※規制委のいい加減な対応で再稼働へ突き進むことへの不安

で、まぁ今言った最低限の基準ということでありますが、その、まぁさっき言った基準を守っても福島のような事故は起こりうると。いうことですよね。それで、そういう、そうする、そういう中でですね、えー政府などからも安全を十分に確保してる、よく言います。十分確保してるってね。だけども、まぁそういう意味の最低限の基準で、(事故は)起こりうると。そういう中でですね、再稼働していくって言っているんですが、やっぱこれはまさに、事故が起きる。ということを前提に再稼働するというふうに。まぁ今の話から行けばね。なるわけなんですけど、そういう(笑)政府っていうか規制庁の考えっていうのはそういうのはどういうふうにお考えですか。


※自らの役割を縮小させ、責任回避に走る原子力規制委員会

泉田知事:今の原子力規制委員会の考え方は、議員ご指摘の通りだと思います。えー、事故が起きる前提で基準ができていて、事故が一定の確率で事故が起きると。いうことで、あの、ただ再稼働は、の判断はしないって言ってますよね。規制委員会は。それは政府の判断だと。いうことを言われていると思いますんで、原子力規制委員会の責任を解除するための仕事をしているというふうに理解をしています。

長部登委員:私は、まぁ、わかりました。それで、まぁ、ほんとにまぁ、性能の最低限の基準だと。規制委員会はね。まったくそのほかもう、どこが誰がやるか分からんわけですね。あれはこれはまぁ、避難計画、防災計画は地元自治体と。それぞれの地元のなんて言いますか、いろんなこの、レベルありますよね。能力の差みたいなもの。そういう中には、原発全体の安全が任されるっていうのは、非常にまぁ、怖いなという気がするんです。

※新規制基準に加えて法整備等を行えば、過酷事故は繰り返されないのか

でまぁ、それはまぁ前提にして。で私はね、まあそういう、仮に、いろんな法整備、それなりにやると。そこに加えてですね。規制、まぁ規制庁の話だけじゃありません、今やらない言いながらどっかでやるんでしょうけども。地元と話し合ったりしてやっていくんでしょうけど。そういうことをする、していくことによって、いけば、その福島のような事故はまったく起きないということは、言えるんですか。

それはやっぱり、もちろんもともと規制基準は問題があれなんですけど、こういういろんな法整備がある程度やっていったとすれば、その、そういう福島のような少なくとも東日本大震災、あのレベルの地震がきたときに、その福島大震災の(※※※聴き取れず)は起きないと。いうことは言えるんですか。それについてお聞かせいただきたい。


※過酷事故を乗り越えて原発の安全を確保できるか否かの判断には
 福島事故の検証・総括が必須


泉田知事:その点についてですね、判断をするために、従前からですね、福島事故の検証と総括が必要というふうに申し上げてます。

長部登委員:ま、私は、そうしたら、やっぱり、再稼働は議論はその、しないわけでありますけども、少なくとも私は、そういうですね、なんか普通ですね、よくまぁ議員の皆さんも言われる、とにかく安全を最大限確保して早うしないといかんと。するんだと。エネルギーが足らないんだから、あれはエネルギー価格は(※※※聴き取れず)だからとか、そういうことを言うんですけども、どうも今の規制基準。なんかなんか中心にして考えていくと、やっぱりアクシデントってのは起こりうると。今の中ではね。そういうことはやっぱり、県民に私は、知らしめる必要があると思うんですよ。そういうことを含めてね、それはいいと。ならば何万年かに一度しか起こらんっていう人もいるだろうしね、いや、これだけ、チェルノブイリから、アメリカ、スリーマイルから、こうやって起きている。柏崎沖だって危なかったんだと。こういうことを考えたときに、起こりうると。だから、そういうことを含めて、判断できるようにですね、県民はやっぱりそういうことを知らしめる必要があると思うんですが、いかがですか。

泉田知事:正確な情報をですね、知った上で判断していくということは極めて大切だと思っています。えー、あのメルトダウンの確率っていうのが、どういうふうに福島の事故を検証しないで、計算したかはわからないですが、原子力規制委員会に言わせれば、1万年に1回と。いうことになっています。1万年に1回ということになれば、長らく起きないだろうと思われるかもしれませんが、仮に100基あれば、100年に1回起きるっていうことです。

※新規制基準は従来のメルトダウン発生確率想定の域すら脱していない

で、世界には460基を超える原発がありますので、つまり25年に1回はですね、メルトダウンが起きるっていうのが、今の事故の発生確率と。いうことになってます。25年に1回。まぁ、25年未満かな。に1回っていうことになると、スリーマイル、チェルノブイリ、福島と。まぁ大体そんな間隔かなぁと。いうことになりますんで、そのレベルの安全、そのレベルで事故が起きるっていう規制基準に過ぎませんよと。決して「安全基準」じゃないと。いうことは、これは広くまず認識をする必要があると考えています。

長部登委員:まぁ、ぜひそのことも県民にもね、知らしめて。その中で県民はね、いやいいんだと、いう判断ある、いや反対だという判断あると思うんですが、それはぜひお願いしたいというふうに思います。

※規制庁の対応も不十分であるなか、適合申請を条件付き承認した理由はなにか

で、次にですね、えー本県の知事要請に対するまぁ、規制庁ね、まぁ、素っ気ない対応や福島事故の検証途上ななかで、の新規制基準の施行など、これまでの原子力規制委員会の対応等踏まえると、これは昨日も出たかもしれません。東京電力から出された適合申請の審査で、原子力規制委員会は、柏崎刈羽原子力発電所の安全性を確保することができるのか。まったく疑問であると。知事もそのようなこと、これまで言ってきたと思いますが、先般、東電に対して適合申請にかかる条件付き申請承認を行った今、改めて、昨日も言ったかもしれませんけど、知事の所見をお伺いいたします。

※東電の脆弱さ。「安全審査」という誤認流布の悪影響

泉田知事:今回ですね、やっぱり立地地域から不安の声がですね、出ているのをお聞きをいたしております。これもですね、「安全審査」だと。いう形で広く宣伝をされた結果ですね、なぜ安全審査を受けさせないんだと。いうですね、若干誤解が入った声ではあったんですけども、でも、東京電力自身がですね、自らが自らの設備を、の安全を確保するのに自信がないという趣旨の発言をされてたわけです。廣瀬社長自らが。

それで、より第三者の目を入れてほしいと。いう強い声があったのは事実であります。えーそして、実際柏崎刈羽原子力発電所は、停止をしていても生きている原発であると。いう事実に変わりありません。福島原発の4号機を見ていただければわかるんですが、停止していても爆発すると。いうことであります。

そしてその設備をもっている事業者たる東京電力が、自らの設備の安全性に自信がないって言われればですね、やはりあの第三者の目を入れたいっていう気持ちを汲む必要があると。いうことを判断をしたところであります。

従いまして、先日規制基準適合審査申請にかかる条件付き承認を行ったと。いうことであります。

※新規制基準は一体何を保証するのか?できるのか?という問題提起

まず、いかに安全を確保するのかと。いうことを考えるのがやはり先だと思ってます。一つの考え方はですね。たとえば今回規制基準に適合すると、1号機ですよね、福島の。24時間での爆発を避けられるのか。そういう説明聞いたことないですよね。

冷却材喪失事故が起きると、なぜあのタイミングで爆発事故が起きたのか。今回の規制基準に適合すると、一体あの24時間が延びるのかどうか。誰も説明してません。

もっとも放射能をばら撒いたのは2号機です。この2号機が格納容器が破損したんですけども、今回の規制基準に適合すると破損は避けられるんでしょうか。聞いたことがありません。3号機。これあのRCICが稼働しました。にもかかわらず、低圧注水に失敗をしてですね、爆発に至るんですけども、そのときにリークが生じています。あの復水器に。

今回の規制基準に適合すると、リークは避けられるんでしょうか。爆発は避けられるんでしょうか。説明聞いたことがありません。今回の規制基準に適合すると、稼働していなかった4号機の爆発は避けられるんでしょうか。これも聞いていません。あのー今回の規制基準っていうのはそういうものだと。いうふうに受け止めております。


長部登委員:知事、実にわかりやすい。規制基準がいかに、まぁ、安全からそんなに信頼できるもんじゃないというのがよくわかるところであります。

ただ、今知事(笑)、そのーまぁ、止まっている、あそうか、東電が自らの安全性を第三者に見てもらいたいと。いうことを言ったから、まぁ、急遽したっていうふうには言われましたけど(笑)、今日なんかちょうど、これ、同僚議員から貰ったんですけど、あの、毎日にですね、7月に廣瀬社長が知事との会談で、安全かどうか確かめてもらうのが今回の申請だと。こういうふうにまぁ、言ったという(笑)いうのがあるんですが、そうするとまぁ、あのときでも、その考えなら、そのときでも良かったわけでありますね?で、まぁ、あれからもう2カ月後に、まぁ申請が、今度改めて申請がって、その後まぁ、確かに再稼働申請前にですね、いやぁ、事前了解前には申請はしないっていうこともありますけども、まぁ、その、東電が来て、書類が出されて、翌日、ほんと私もまぁ、びっくりしたんですよね。で、私が言いたいのはね、まぁ、もう少し承認前、たとえば県の安全管理に関する技術委員会に諮るとかですね、もう少し慎重な対応があった、すべきじゃなかったかという、まぁそれは、ずーっと(※※※聴き取れず)からわかりませんけどね、なんかやっぱり、昨日の今日ですからね。これはちょっとやっぱり、びっくりしますよね。まぁ、そんなふうに思うんですけど、だから、どういう意味で、まぁいろんな憶測が出たんでありますけど、私はまぁ、知事は変わってないと思ってますけどね。まぁそういう、でも、そういうもう少しまぁ、審議期間あってもよかったんじゃないかというふうに思うんですが、いかがですか。


※7月は約束を反故にした東電だが、今回は態度を変化させた

泉田知事:7月のときのですね、廣瀬社長との会談。このときは、7月2日だったと思うんですけども、役員会で、県の承認なくして申請すると。宣言をした後の会談でした。すなわち、東京電力という会社は、自治体との約束を破る会社ですと。宣言をして来られたわけです。その時点でOKって言えっていうことは、これは無理なんじゃないでしょうか。あの、いくら地元からですね、安全審査を受けさせろって言っても、約束を守らないって言ってる企業に対しては、それはOK出せないわけです。

さらに言うとですね、フィルターベントについては、着工してから県に連絡があったんですけども、まぁ基礎の部分だからグレーだっていうところはあるんですが、えー着工してから連絡をしてきて、で、それに対しては他の原子力発電所BWRのですよ。沸騰水型の発電所と違う脆弱な形態で設計がなされ、どうやら安いらしいんですけども、そっちのほうが。

さらにですね、3号機。あの、これ2007年の中越沖地震のときの火災を起こした原因。それを是正するって説明したところと違う案で行きたいと。いうのが後で来たわけです。それを是正してくれっていうことをお願いしたにもかかわらず、一切受け容れないでですね。県の約束は守らずに申請するっていう人に対して、OKは出せなかったと。いうことであります。

2回目の会談の前にですね、新潟県との安全協定、守るっていうことを明確に宣言されました。そして県から要請していたことについても、対応すると。いうことですから、1回目の面談のときと条件が違っているので、これは、今度は立地地域の不安に向き合うという判断をしたと。いうことであります。


長部登委員:まぁ、わかりました。で、あれですか、あの、フィルターベントの性能。これはまぁ技術委員会でね、え^いろいろ審査するんだと思うんですが、防災計画とか避難計画とかいろんな形でですね。大体これはどれくらいかかるもんなんですかね。あのー、その辺はどんなふうな認識をされておりますか。たとえば1年も2年もかかるのかとか、まぁ、まぁ、きちっとは言えないでしょうけどね。あるいは皆さんとしては、これくらいまでに終わりたいとか、そういうのでもいいんですけども。どんなふうな認識されてますか。

山田防災局長:あの、フィルターベント設備に関して技術委員会について、これからどのように相談していただくか、早速相談してまいります。ただ予めその時期とかそういうものを申し上げることはできないと思います。

長部登委員:ま、やっぱり、すぐやったとかいろんなそういう絡み、今話聞いているんですけども、技術委員会へ諮る、からまぁ、市町村とも意向聞きながら作っていくと。こういうことですよね。そうするとやっぱり、えー、まぁ、まぁ、予めもちろん言えないのは、そういうのは分かりますけども、2年も3年もかかるわけですか。やっぱり半年だとか、1年だとか、そういうレベルの話でしょうかね。それぐらい言えますか。

山田防災局長:繰り返しになりますけども、あの時期ですとかそういうものは明示できるものではございません。

長部登委員:それでね、知事、あれですか。ま、質問あの、もう細かいの行きませんけど、対、大きな対ってことですね、東電のま、社長。っていうかですね、真摯な対応というような、今回ベントについて、かもしれませんけど、そういう発言ございました。東電の対応ってのは変わったというふうに体質というか、変わったというふうに、それでも少しは信頼できるってふうに、まぁ、お考え…ですか。今回の(笑)ベントも含めて。

泉田知事:あの、先程申し上げました通り、1回目にお会いした際にはですね。県との協定を反故にしたいと。いうお話。県からの要請は聞かないっていう前提で、会談が行われたわけです。2回目の会談のときには、えー県との約束は守る。さらにはですね、県の要請も受け容れる。いうお話でしたので、1回目と2日目には、明らかな違いがあったと考えています。

※東電に対する信頼度は増したのか

長部登委員:それでね、まぁ、第三、今言った知事、東電は第三者の目を入れて安全を高めたいと。自信がないんだと。いう、あの、安全性確保にはね。こう、社長は言われたので、知事はね、ま、真摯な態度だと。ま、住民のためにね、より安全な方がいいってことで、まぁ、OKしたと。

で、その中でね、小さい記事だったんだけど、翌日、規制委員会に申請したときにですね、常務の言葉がね、自信が持ててない状況との知事の談話に対して、「決して自信がないというわけではない」と反論したとの報道がある。いう(笑)ふうな、載ってましたよね。載ってました。

私はね、大体一体どうなってんだと。片っぽは自信がない。片っぽはそんなことないと。これはもう知事から了解取るための方便じゃないかと。こんなようにふつう、考えるわけですよね。だから、あの、信頼増したのかって聞いたんですけど、これについてどんなふうなお考えですか。


※東電のガバナンスが緩く綻びが次々出るなら、信頼感は落ちる一方

泉田知事:社長からはですね、第三者の目を入れて、チェックをしたいと。いう話を聞いております。それ以外の話で違うっていうのであれば、それは東京電力内のガバナンス、企業統治の問題。いうことですから、それはしっかりやっていただく必要があると。こういう綻びが次々出るようであればですね、ますます信頼感が落ちていく。それだけの話であると考えます。

長部登委員:それでね、あとテレビで知事が、東電の社長に「お金と安全、どちらが大事だ」と。実に分かりやすいね、質問されました。本当に分かりやすい質問でね、まさに象徴するときに、まぁ、東電は安全が大事だと。ね、これもよく言われました。

これ、昨日もあったんだけど、私もやっぱりね、安全が大事というならやっぱり汚染水処理。まさにあれが日本中を震撼させている、あれはまぁ、世界にも撒き散らすような、まさに、そこにですね、ま、全力を投入するというか、私もそういうふうに思ってるし、まぁ、マスコミなんかもね、そういう論調で書くのはあるんですけど、そういう意味でですね、安全が大事だと、いうことはね、なかなか私、言葉だけじゃないのかなぁという気がしたんですけど。まぁ、知事、答え…そういうことについて、いかがですか。

泉田知事:安全を確保する対象は汚染水だけではないと思っています。先程から申し上げている通り、福島原発4号機はですね、停止中のものが爆発をしていると。いうことからですね。柏崎刈羽原子力発電所の安全性を確保する必要があると考えています。

汚染水だけにすべての資源を投入して、柏崎刈羽原発の安全性確保を疎かにしてもらっては困る、というふうに考えております。


長部登委員:まぁ、意見で。しかし今早急の課題ってのはまさに、そこですからね。それがまだ1年先が先がめどが立ったかといえば、なかなか立っていない。私はちょっと知事はそこは違う…もちろん、柏崎、あそこの使用済み核燃料も大事なのは確かに、止まっている燃料も大事だけども、今まさにそこにそこが今どうなるかわからない、早急の課題というのはそこだという意味で、やっぱり違うんじゃないのかなと。いうふうに思ってます。

まぁ、それはそれにいたしましても、えー、そういうまぁ、次であります。

福島原発の検証終わってない。現在、規制委員会、が事故分析、事故分析検討会で、その検証の議論を続行していると。県は県で技術委員会の、その、議論を審議を続行してると。並行してやっていると。やっぱり、お互いね。で、県の安全管理に関する、原子力規制委員会に対する、県の安全規制に関する規制、技術委員会の委員からの質問を紹介し、さらに今年2回、開催された技術委員会に於いて、あ、まぁ、要するに検証が進められていると。

えー、そうやってですね、国と県とお互いに進めていると。その検証についてね、知事としては、技術委員会の判断を、まぁ私は(※※※聴き取れず)ことになると思うんですけど、国との関係すべてどんなふうに考えておられますか。判断。その検証の判断というのはね。国がやってる。県もやってると。どちらを重んじるかというような、ことについてはどんなふうにお考えですか。


泉田知事:まぁ、人が判断することに完全無欠ということは有り得ないと考えております。安全管理に関する技術委員会が最新の知見に基づいて慎重に検証した結果については、尊重していきたいと思います。

長部登委員:それでね、えーっと、で、まぁこれが、国も進めていくと。今県も進めていくと。そして、ま、少なくともですね、知事これはあれでしょうかね、国の検証が終わらない限りは当然県も私はそれを見ながらやっぱり、照らしながら行くと思うんですけど、県の検証も終わらないと。いうふうな考えは、これはよろしいですね。

泉田知事:同じ質問ずっとされてるんですが、検証を事前に予測すると。いうことはできないと思っています。

長部登委員:ま、同じ質問ていうか、大事なとこだと思うんですね。国の、ま、国の検証が中途半端、このまま過ぎた段階でですね、県が進んでやって、検証が終わることはありますか。同じっていうか、ここんとこに対してきちっと答えて、あるといえばそれでいいし、ある場合もあるといえばそれでいいし、いやないんだという、そこのことだけ言っていただきたいと思います。

泉田知事:あの、これ、ラプラスの悪魔は存在しないっていうことが真理だと思ってます。ふふふ、ちょっと、説明しましょうか。あの、えー、未来っていうのが決まっているのかどうか。あの最近NHKでいい番組がありました。あの、統一場理論の話なんですけども。仮にですね、このニュートン方程式からアインシュタイン方程式ができてですね、さらに量子力学と一体化をした理論で、計算ができると仮定するんですよ。そうすると、我々の未来っていうのは、電子の位置がどこにある、原子の位置がどこにある、すべてを計算できる機械があったとすると、未来はすべて計算できることになるんですよ。その全知全能の力を持っている人をラプラスの悪魔って呼ぶんですが、えー、そうすると未来は確定的に決まってるっていうことを意味するわけです。えーその確定的に未来が決まってるという中での質問というのはわかるんですが、あの、未来っていうのは、変わり得るわけです。なぜかっていうと、量子力学の世界でミクロに入ってくるとですね、あの、位置は決まるけども、大きさが、エネルギーが決まらない。場所が決まらないっていう形で、確率的にしか存在しないっていうのが、今の英知ということですんで、未来がですね、決まっていないものについて、今結論をすべて言えっていうのは、不可能であると。いうことだと思っています。

長部登委員:あの、その、面倒な話。その、い、い、(笑)(笑)見ましたよ。よく分からんかったけどね。ふっふっふ、ただ、知事、現実のね、あの検証、そこに事故が起きている、その、どう調べるかという話ですよ、それは。知事、詭弁ですよ。普通の人では誰も理解できない。それは。知事のその話なんて。私も普通の人間ですからね。(笑)ふっふっ、ちょっと、ふっふっ、知事はまぁ、はるかにそのねぇ、あの、頭の構造が違うかもしれませんけど、それはね、それは話しても誰もわかりませんよ。やっぱり普通に、やっぱり国は一番まぁ、時間も本来ね金もかけて検証する立場にあるその国がですね、検証もしないうちに、いや県が県が先に進んで全部、有り得る、かもしらんけどまぁ、それはやっぱり、一般的なね、なかに通用しない話だというふうに思うんです。だからまぁ、(笑)こっこれ以上どうしようもありませんから、(笑)まぁ、次に行きたいというふうに思います。


高橋直揮氏(自民)に対する泉田知事答弁【原発関連部分】2013年10月1日(文字起こし)

3.高橋直揮氏(自由民主党)に対する泉田知事答弁

<原発関連部分>

高橋議員の一般質問に順次お答えをいたします。まずはじめに、福島第一原子力発電所事故後の避難指示区域の扱いについてであります。長期低線量被ばくをどうするかということを考えたときに、低レベルであっても人体に影響を与えうるという前提で対処していく必要があるというふうにされております。

こういった観点から見れば、議員ご指摘の通りチェルノブイリ法と比べれば現在の日本の対応は不十分ではないかと認識をいたしております。具体的内容について防災局長から答弁をいたします。

次に子ども被災者支援法の基本方針案についてでありますが、避難生活が長期化しております。また二重生活を強いられている世帯なども多く存在しておりまして、精神的経済的負担が増しているという状況下にあります。

こういったなかでようやく施策の推進の基本的方向が示されたものの、被災者にとって避難者にとっては、先行きを見通すには十分でないと受け止めております。なお具体的な内容につきまして、防災局長から補足答弁をいたします。

次に国連科学委員会の報告についてであります。この福島の東電事故の場合ですけども、事故直後のデータが欠落しているという状況になっています。特に、放射性ヨウ素についてはですね、半減期がきわめて短い中でですね、十分な測定が行われなかったということからですね、大きな影響の部分。これを把握していないということが大きな課題だと思っています。

そういった中でですね、なぜ判断ができるのか、報告書。データがないのになぜ結論が出せるのか。この精査が必要であると考えております。

またすでに福島県では小児甲状腺がんの高い発症率なども報告をされているところであります。事故発生から2年半しか経過しておらず、チェルノブイリ事故の経験からも今後の健康への影響を判断するにはさらなる調査結果の蓄積が必要であると考えております。

次に、ツイッターによる私の発言についてでありますが、議員ご指摘のツイッター記事は、ウクライナの大統領がチェルノブイリ原発事故に関して行った演説について報道されたニュースを引用したものであります。

チェルノブイリ事故から25周年ということで、ウクライナ政府がですね、報告書をまとめております。この200万人という数字は、このウクライナ政府の報告書にも記述をされているものであります。ウクライナ政府はですね、甲状腺がんのほかにですね、脳血管障害、心疾患…等々さまざまな影響があるという報告をまとめております。ただIAEAはそれを認めていないということであります。

甲状腺がんがなぜIAEAが認めたかといいますと、この原発事故の後に生まれたお子さんは、原発事故のときにすでに生存していたお子さんに比べてですね、甲状腺がんが発症していないと。通常の水準に戻ったということで、認めざるを得ないということだったというふうに承知をいたしております。

従いまして、議論のあるところと。いうことですが、少なくともウクライナ政府としてはですね、多くの被害が発生したという認識を持っているという事実があるわけでございます。

県民の皆様の健康を守るため、事実について発言すること。これは必要であると考えています。

次に、日本の規制基準に対するIAEAの評価についてであります。福島第一原子力発電所の事故の検証がなされておりません。IAEAは当然ですね、事故当事国でないわけですから、福島事故の検証をしていないわけです。このIAEAが福島事故を評価しない中で、日本の技術が良いというふうに評価しているんだとすると、これはどういう根拠に基づくのかきわめて不思議であり、このIAEAの評価にどのような意味があるのか、理解できません。

次にフィルターベントの設置についてであります。フィルターベントの性能について評価をされたというお話でございました。メーカーにとってフィルターベントの性能がどうなるかということは関心事だと思います。

ただし県としての関心は、いかに住民の被ばくを避けることができるのかというところにあります。すなわち、フィルターベントを使用した際に安全な避難ができるかどうかということが重要な視点であり、性能についてですね、大きな関心を持っているものではありません。

次に新規制基準の適合審査についてでありますが、原子力規制委員会においては、冷却材喪失事故が起きても重大な被害を及ぼさないようにする審査を行っていただきたいと考えております。原子力のですね、安全を確保するためには、止める・冷す・閉じ込める、ということであります。

福島事故の本質は何なのかといえばですね、津波事故ではありません。電源喪失事故でもありません。その本質はですね、冷却材喪失事故です。冷却材を喪失した後にですね、福島の教訓というのは、止めることには成功したけども、冷すことに失敗すると、自動的に閉じ込めに失敗して、放射能を大量飛散して、大惨事になるっていうことが福島事故の本質でありますので、この冷却材喪失事故にどう対応するかということを考える必要がある。というふうに考えております。

フィルターベントの性能等について県が検討する意義については防災局長から補足答弁をいたします。

次にフィルターベントの設計についてでありますが、フィルターベントの基礎などがですね、中越沖地震で火災を起こした3号機所内変圧器の対策と異なるものでありましたので、懸念を持っておりました。

また柏崎刈羽原子力発電所と同じ沸騰水型の他の原子力発電所の対応を見ておりますと、地下埋設型、すなわちですね、先日廣瀬社長が追加で提案をしたベントと同じ形式か、もしくは建屋の中での設置を計画しているということから、県として対応を要請したものであります。

なお当然のことながら、設計については専門家にゆだねたいと思います。

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