今頻発している地震は、南海トラフ大地震の前兆なのか

そもそも「南海トラフ」を正確に知らないので、ウィキペディアの当該ページを参照。

南海トラフ(なんかいトラフ)は、四国の南の海底にある水深4,000m級の深い溝(トラフ)のこと。非常に活発で大規模な地震発生帯である。南海トラフ北端部の駿河湾内に位置する右図黄線の部分は駿河トラフとも呼称される。


上記ページを見ていると、「地震発生帯掘削計画」なるものが出てきて気になる。なぜそんなところをわざわざ掘るのか。昔スキー場に行くと、雪崩を誘発する恐れがあるので、大声を出すなと言われた。そのフツーの感覚からして、地震の起きそうなところを掘り返すというのはどうも心配な気がしてくる。

http://news.mynavi.jp/news/2013/04/21/051/index.html


で、先ほどの「南海トラフ前兆」でも怖いわけだけれども、さらに東海・東南海・南海連動型地震=南海トラフ巨大地震も心配されているわけですね。

東海・東南海・南海連動型地震のWikipedeiaページによれば、

江戸時代以前まで歴史をさかのぼると東海地震、東南海地震、南海地震はほぼ同時、または短時間内に発生したことが確認されており、揺れと巨大津波により甚大な被害を受けている。文献によれば、ほぼ同時に発生した1707年の宝永地震(マグニチュード8.6)や32時間を置いて連動した1854年の安政東海地震、安政南海地震(ともにマグニチュード8.4)が確認されている。


とある。

信濃毎日新聞の特集ページ
東海地震 前兆は… 研究最前線

参考になるだろうか。

南海トラフ大地震(あるいは南海トラフ巨大地震)の心配に関して、

南海トラフ沿いの大規模地震の予測可能性に関する調査部会(第 2 回)議事概要について


という平成24年9月4日付の内閣府(防災担当)資料があったので、そこから興味深い部分を引用させていただく。少し長いが、公的資料であり、下手に抜粋すると誤解を招く恐れがあるのでそのままま引用が適切と判断した。

(小泉産業技術総合研究所主幹研究員報告)
○1946 年南海地震前に温泉の水位や湧水量の低下があった。地震前から変化したかどうか分からないものもあるが、地震時、地震後に明らかに低下した分については南海地震の断層モデルから計算される体積歪変化で、ある程度定量的にも説明可能。那智勝浦の東南部にある温泉では6時間前に湧水量が低下したという報告があり、これに関しては前兆すべりによる体積歪変化である程度説明可能。
○1946 年南海地震前には、太平洋沿岸部の浅い地下水の水位低下が、井戸枯れとして報告されている。1854 年の南海地震前にも同様の報告があった。注意すべきは、水位が上昇した場合には報告されていない可能性があること。非常に広い範囲で水位低下があるが、出現率は非常に低く、160 か所以上の調査のうち 10 数か所でしか報告されていない。これは 1946 年も1854 年も同様である。このため単なる前兆すべりによる海岸隆起のみでは定量的な説明はできない。
○これらの報告を信用して最大公約数的な仮説を考えると、広範囲に地震前に地殻変動があった。基本的には小規模だが、局所的には大きくなったところもあったかもしれない。局所的に存在する地殻変動を増幅する地下水位変化メカニズムがあったかもしれない。このメカニズムについてはよくわからないが、幾つかの説がある。
○過去のデータからある程度以上は詰められないが、基本的に考えられるのは地殻変動はあったということ。そのため、これはきちんとモニターすることが一番基本的な対応策。
○さらに、メカニズムを探る研究は行うべきであり、地殻変動と比較検討して、地下水の増幅メカニズムを調べるべき。


巨大地震の前兆に関しては、まったくのボランティアで民間の研究者・観測者さんたちが頑張って観測を続けてくださっており、地下水位についても同様なんですよね。

こういう人たちへの補助こそ、科研費などから出してほしいと切に願います。
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