原子力規制委員会・田中委員長の個性を感じる会見やり取り

新規制基準施行直前の田中俊一原子力規制委員会委員長の発言を確認したく、6月26日会見の速記録を見ていて非常に興味深いやりとりをみつけたので、抜粋して掲載させていただく。

原典↓↓

原子力規制委員会記者会見録
日時:平成25 年6 月26 日(水)14:00~
http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/20130626sokkiroku.pdf


○記者 西日本新聞のクボタです。よろしくお願いいたします。
昨日、自民党の電力安定供給推進議連が、中間提言というものを取りまとめました。規制委員会に対しては、安全審査について、効率的に迅速に進めるようにという文言が含まれたものを取りまとめたんですけれども、中間提言について、委員長の受け止めをお聞かせください。

○田中委員長 新聞以外は見ていないです。効率的にやるということですか。

○記者 効率的に迅速に進め、安全が確認された原発は、国の責任で早期再稼働をという文言です。

○田中委員長 それは今まで私が何度も繰り返していることだと思います。効率的、迅速に進めるけれども、安全を確認するのが重要なことであるから、そのことを手抜きしてまで、迅速にということにはならないですが、安全の確認については、できるだけ効率よく迅速に進めたい。速やかにと言ってもいいかもしれません。そういう努力をしますということは、何度も申し上げているので、その点に関しては、特に問題がないと思うんですけれども、どうでしょうか。

○記者 分かりました。同じ提言の中には、規制基準に関する項目もありまして、規制基準は科学的・技術的見地で策定され、明瞭性・予見性・信頼性及び効率性が確保されることという文言がある(※管理人コメント…左記の文言自体が不明瞭なんだが。。)んです。これについては、議連の説明では、現状の規制基準に対しての意見というわけではなくて、今後、規制基準がブラッシュアップしていくなりした時に、こういうものであるべきだということを申し上げたということなんですが、基準については、安全規制を担う規制委の所管というか、専管事項ではないかとも思うんですけれども、その辺のお考えはいかがでしょうか。

○田中委員長 今、福井さんからもありましたけれども、原文を見ていないんです。見たからといって、別にどうというわけではないんです。政治的にいろいろ言いたい人は、今までも国会で山ほど言われていますから、そのことについては、感受性に乏しい人間なんですけれども、今、おっしゃったように、科学的だとか、中立的とか、そういう言葉は、私としては、全然恥じることはないと思って進めてきているので、
何で改めてそんなことを言うのかと思いますけれども、
いいです。本文を見ていませんからね。

※抜粋ここまで↑↑

テーマを抜きに発言をみると、本当に個性的でおもしろい人物だと思います。いくら限定的にとはいえ、平気で自分のことを「感受性に乏しい」と表現する。こういう話法をする人が泉田知事のことを「個性的」と表現したからといって、それが特別な意味を持つとは思えませんね。目くじら立てることではない。この人はこういう人なのだということをよく承知して、記者は質問方法にも記事の執筆にも役立てればいい。あたかも田中委員長として特異なやり方で泉田知事のことを揶揄したように書くのは違うでしょう。


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