投票結果の考察-柏崎刈羽原発の新規制基準適合審査会合報道について-

先日、東京電力柏崎刈羽原子力発電所の新規制基準適合審査が本格化したことについて、どうも報道の仕方がおかしいのではないか?という問題意識を抱き、審査会合についての報道を受け止める市民側の認知度についてネット投票の形で調査を行うとともに、ブログ記事 ひっそりと進行?柏崎刈羽原発の新規制基準適合審査 を書いた。

ネット投票を使った同調査の期間は短く、2014年1月28日と29日の2日間。もちろん重複投票はできない設定にした。

設問「1月24日に柏崎刈羽原発の新規制基準適合審査会合が開かれたことを知っていましたか?」

に対し、回答は

「知っていた」=6票(9.8%)
「知らなかった」=53票(86.9%)
「記憶が曖昧」=2票(3.3%)

であり、知らない人は全体の9割近くに及び、知らない人が圧倒的に多かった。



前の記事  ひっそりと進行?柏崎刈羽原発の新規制基準適合審査 にも書いたように、断層についてのニュースは報道されているし、多くの人が知っている。しかし自分の見た断層のニュースのソースが、柏崎刈羽原発の新規制基準適合審査会合である、つまり、3回目の審査会合が開かれたのだということを、ほとんどの人が認知していなかったのである。

ニュースならば普通、いつ、どこで、誰が、どういう会合を開き、誰が参加し、そこでどういう議論が出たか…という報道をされるのが当たり前である。この基本ルールを排除して、審査会合開催の事実は淡々と流すようにして原稿に紛れ込ませ、「審査が着々と進んでいる」と意識させないように工夫しているとしか思えない。従って、受け手が審査会合の開催に気づいていないのは当然のことなのである。電力会社側としては再稼働準備が一歩進んだとホクホクしているに違いないのに、その意図を市民に対して目くらましして隠す役割をマスコミが果たしていると言っても過言ではない。

<投票時に寄せられたコメントについて>

以下のようなコメントをいただき、報道の問題点を知るうえで大変参考になる。
(投票結果コメントページはこちら
■知っていた
新潟県 技術委員会のページを 見てたので。
断層の追加調査の話が出た会合だったと思います。
あの新潟地震の被害を忘れたのか?今原発0電気は足りている。福島忘れるな
■知らなかった
全く知らなかった。パプコメ同
全く知らなかった。告知期間、方法を知りたいです。さらに場所や出席者、内容なども知りたい。
重要な案件なのに、どうして公表しないのでしょうか。
トンネルを掘る為審査に時間がかかり7月再稼動はムリ、というよな情報知った
あまりにも酷すぎる。
きちんと報道をしてほしい。
「知っていた」と回答された方は全部で6名。うち半数の3名の方がコメントを残してくださっている。非常に注意深く詳細に報道をチェックしていたり、情報ソースに直接当たっている人だということがわかる。

「知らなかった」と回答された方について。私自身もこちらに入るのだが、1番目のコメントの方と同じく、パブコメの開催をまったく知らずであった。

〇パブリックコメントについて
原子力規制庁が募集するパブリックコメントページはこちら

〇その他の情報
新規制基準適合性に係る審査
  新規制基準適合性に係る審査(原子力発電所) 審査会合の日程が載っています。
  ※審査会合の日程欄「会議資料」をクリックすると、その日の配布資料が恐らく全部pdfとして掲載されています。

しかし一般市民が毎日こういう情報をチェックするというのはかなり困難で、マスコミの適正な報道を求めていくことがまず第一に必要なものと思われます。


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