[重要]泉田知事の原発関連答弁(文字起こし)【20140305】

2014年3月5日、新潟県議会における泉田知事答弁のうち、「原発問題」に関する答弁を文字起こししています。(議事録はすぐにはアップされないためです。)

1.泉田知事答弁(3月5日)小山芳元議員(社会民主県民連合)質問分

泉田知事:次に原発問題についてお答えをいたします。電力会社の経営問題と原子力発電所についてでありますが、議員ご指摘の通り、子どもたち、そしてまた孫たちの将来はもちろん、現在の住民を放射能の危険に曝すということがあってはならないと考えております。

原子力発電所の再稼働については、電力会社の経営問題以前に、福島第一原子力発電所事故の検証・総括が不可欠であります。

これがなければですね、どういう対応を取るかっていうのも明らかになりませんし、そもそも事故が起きた原因を塞がなければ、同じことを起こす可能性もあると。いうことだと思います。

福島の事故の検証・総括無くして再稼働の議論はできないものと考えております。

なお東京電力の経営陣は、自らの事故責任を取らない中で、経営責任を取った方はおられますが、事故責任を取った方はおられません。再稼働に前向きな発言をされています。

事故の当事者として本当に厳粛な反省と真摯な姿勢があるとは思えません。

次にベント実施の事故想定についてでありますが、議員ご指摘の通り、豪雪時には発電所の事故対応が困難となり、住民避難への影響。これも当然予想されるところであります。

これらのことも考慮し、最も厳しい条件を想定すべきと考えております。

前提を置いてですね、18時間はこれあの、一番過酷なシナリオでメルトダウンというのはですね、机上の空論で、現実問題、福島ではですね、もっと早い段階でメルトダウンしているわけです。

そしてベント判断は、8時間半後に実施をしています。さらに国会事故調では、その8時間半後の判断ですら遅いと。指摘をされているわけですから、なぜ18時間ていう数字が出てくるのか、これはあの真摯にやっていただきたいと考えております。

現在、安全管理に関する技術委員会で議論いただいているところであります。

次にフィルターベントの事前了解についてでありますが、フィルターベント設備は放射性物質を薄めるとはいえ、外部に放出する設備であります。このため安全管理に関する技術委員会において、フィルターベントの性能面だけではなく、運用と避難計画の整合性について確認をいただいているところでありまして、まずはその議論を待ちたい。と考えております。

また、第二フィルターベントは当然必要と考えております。

再稼働については、先ほどから申し上げている通り、福島第一原子力発電所事故の検証・総括がなされなければ、手続きを含めて議論する段階にないと考えております。

次に原子力規制委員会と防災上の課題についてであります。閣議決定で示された通り、新規制基準には、地域防災計画に関する事項が含まれておりません。すなわちですね、今回、新規制基準には、敷地境界上の上限線量が撤廃されているなかでですね、防災計画とリンクしなければ、健康に影響しうる被ばくを避けるということを担保されないまま議論が進もうとしていると。いう状況だと受け止めております。

一方ですね、制度設計上、原子力規制委員会は、原子力利用の安全の確保に関することを任務としています。すなわち住民の生命・安全・財産を守ることは、原子力規制委員会のやっぱり役割として制度設計されたにもかかわらず、田中規制委員長はですね、これ、設備の性能。これだけチェックするのが、自分の仕事ということで答弁をされているわけです。私との面談も拒んでいます。

住民の生命・安全・財産を守る気のない委員長がですね、原子力発電所の安全を確保するっていうのは難しいんじゃないか。いうふうに考えております。

そしてまた原子力規制委員会はですね、関係行政機関の長に対して勧告することができると。いう権限も持っております。これも行使をしておりません。

いざっていうときに、これは住民をですね、助けに行く人、これ民民の契約で救助に行けるのかと。これ高線量の中ですね、新潟からも福島の事故のときにバスの運転手、行っていただこうとしましたけども、入っていただけないんですよね。トラックもそうです。

じゃ、誰が行くのかと。それとも民間人でもですね、高線量の被ばくをしていいっていうように基準を改めるのか。こういった議論なしにですね、物事が進んでいるっていうのは、福島の事故の検証が足りないと。いうことの何よりの証左である。考えております。

またですね、ヨウ素剤についても、回収指示を出しています。自治体が配ったにもかかわらず。これなぜそうなったのか聞いてみますと、薬事法でですね、副反応の責任を誰が取るかが決まっていなので、まぁ官僚機構で責任回避に動いたと。いうようなこともいわれています。

薬事法の改正なくして同じ状況になればですね、またしてもヨウ素剤の配布すらうまく行かない。いうことも有り得るわけで、なぜ事故検証をちゃんとやらないのか。いうことはですね、これ極めて問題だと。いうふうに思っております。

原子力規制委員会は防災上の課題について、真摯に対応すべきものと考えております。

また住民避難計画は、原子力発電所が停止していても必要なものであり、再稼働の議論とは別の問題だと考えております。

次に原子力発電所の地下水問題についてでありますが、第一義的には原子力規制委員会が責任をって対応すべきことであると考えており、今回の適合審査において確認されるべきものと考えております。

原子力規制委員会の対応に疑問が残った場合には、安全管理に関する技術委員会で議論をしていただくなど、改めて検討をして、対応してまいります。

次に高レベル放射性廃棄物の最終処分地問題についてでありますが、現に高レベル放射性廃棄物は存在しており、避けて通ることのできない重要な課題と受け止めております。

原子力発電は国のエネルギー政策によりすすめられてきたことであり、国の責任において説得力のある案を作成し、丁寧に国民の合意形成を図っていく必要があると感じております。

なお国主導での選定は自治体への押し付けとなりかねないため、全国知事会から、知事会と協議しながら取り組むよう国に求めているところであります。

次に、静岡県知事の姿勢と県民投票についてでありますが、静岡県知事の考え方については詳細を承知しておりません。また、他の自治体のことでもあるため、新潟県知事としてのコメントは、差し控えさせていただきます。

なお再稼働については、福島第一原子力発電所事故の検証・総括がなされなければ、手続きを含めて議論する段階にはないと考えております。

2.泉田知事答弁(3月5日)竹島良子議員(日本共産党)質問分

泉田知事:次に原発問題についてお答えをいたします。まずエネルギー基本計画における原子力発電の位置づけについてでありますが、これエネルギー供給をどういうふうに定めるかというとですね、これあの資源エネルギー庁の中で、相当緻密なですね、作業をしてます。需要を見極めたうえで、各エネルギーのリスク・コスト・カントリーリスクなんていうのも含めながらですね、必要量をどうやって確保するかっていうことを、想定したうえで策定しているものです。

原子力発電に関して言いますと、まずは福島第一原子力発電所の事故の検証・総括を行わなければですね、ここのところが分からないわけで、だからこそ中途半端な計画になっているっていうふうに受け止めております。

福島第一原子力発電所事故の総括・検証なくしてはですね、他のエネルギーでは当然行われている合理的な検討を欠いたものとなるというふうに受け止めております。

次に規制基準に適合した場合の再稼働についてでありますが、事故の検証・総括がないまま策定をした、それもハードに偏った規制基準のみでは、原子力発電所の安全性を確保することはできないと考えております。

事故当時のですね、原子力安全委員長の班目前委員長がですね、これあの時事通信に語ったインタビューでもですね、同様の認識を示されています。

まさにどうやって連絡をしてですね、どうやって避難するんだ、どう対処するのか。そういったですね、ソフト面とか、人の運営。組織の有り様っていうこともまったく無しで機器の検証だけで世界で一番安全って豪語するっていう、これ感覚がわからない。というのがですね、正直なところであります。

事故の検証・総括なくして再稼働の議論はできないものと考えております。

次に敷地境界での被ばく量の試算についてでありますが、県といたしましては、住民の健康に影響の被ばくを避けるという観点から、必要と考えております。東京電力に試算を示すよう求めているところであります。

次に被災者の生活再建支援についてでありますが、議員ご指摘の通り、すべての被災者が生活と生業を再建できるように、適切な賠償と生活再建に向けた環境整備などを進め、さまざまな選択肢を提示することが必要だと思っています。

この事故に遭ってですね、何の責任もない住民に皺が寄ってきて、それがまかり通るっていうことになればですね、これ前例になるわけです。他の地域で事故が起こったら、結局住民に皺を寄せてですね、責任を取らないっていうことになると思いますので、ここはしっかりやっていただく必要があると考えております。

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